男性社会に迎合して
成功する女性の存在

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 4月に行われた統一地方選挙。投票率は軒並み過去最低という低調さが伝えられました。Twitterでも選挙についてさまざまな発信が行われていましたが、そんな中で目にしたツイートで気になるものがありました。

 ツイートをしたのは女性で、女性の立候補者を応援したい気持ちはあるものの、「男性社会で成功してきた、男性のような考え方をする女性候補者には投票したくない」という内容でした。

 ネット上ではときどき「名誉男性」という言葉を見かけます。男性だけが働きやすい社会に迎合する女性するというような意味合いで使われていることが多いように思います。

 日本ではまだ女性議員が少ないため、女性の候補者は(年齢が若いと特に)目立ちやすいです。

 たとえばワーキングマザーであれば、自分の声を代弁してくれるのは子どもを持つ女性立候補者ではないかと思う人もいるでしょう。しかし、そういった立候補者の女性たちが「名誉男性」ではないかどうかということを見極める必要があるということを、前述のツイートは言いたかったのでしょう。

「名誉男性」という言葉がピンと来ない方のために、例を挙げて説明します。