*眼鏡
カラダにはかわいそうな場所がある。ちょっと不具合があるだけで、恰好悪い感じのところ。例えばおしり周辺。調子が悪いことすら隠していたくなる。それなのに、それなのに、「肺を患っている」となると病気としてはあまりよくないのだろうが、どことなく恰好良さがある。
顔の中でも「鼻が悪い」というのは、どうも恰好悪い。こっそり病院へ行きたくなる。ところが「目が悪い」という話はあまり隠さない。
本当は健康について恰好いいとか悪いとかを語るべきではないし、健康を追求したいものである。
さて、その「目が悪い」話だが、「勉強しすぎて目が悪くなった」という人も多い。目がいい人は勉強していないようだ。
ということなら、眼鏡をかけている女性は知的で美しいということになる。たしかにテレビで「知的」な役回りにするために眼鏡を使うことがよくある。そのためか、伊達眼鏡を使用する人も増えている。
くどいようだが、本当は健康な目こそ自慢すべきなのだが。
ただここで注意だ。意外と汚い眼鏡をかけている人が多い。まずレンズが曇っていたり、汚れがついていたりする場合。見にくくないのか。レンズを拭くことはそんなに面倒ではない。
レンズ以外の「つる」の部分も汚れていることが多い。気にしよう。隅っこに黒っぽいものがたまっている人もいる。
顔は丁寧に化粧するのに、その上にかける眼鏡で台無しにしてはいけない。すぐにでもチェックしよう。
そして、その際、きちんとチェックしたいのが、顔にフィットしているかである。汚い眼鏡の人は眼鏡の調整がうまくいっていなかったり、ずれていたりする。傾いていたり、片方が前に出ていたり。
フィットしていない眼鏡は「美人のもと」を一気に奪う。すぐにでも眼鏡店でチェックしてもらおう。調整がうまくいっていないとさらに目が悪くなる。
何度も書くが、目はいいほうがいいのだから。
そして、服装との相性も考えよう。眼鏡だけ主張しているのは見ていて悲しい。