西村ヤスロウ

広告プランナー
1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。
第169回
自然を大切に
西村ヤスロウ
この「美人のもと」も連載100回目。約9年にわたり書き続けてきた。そして、この第100回をもって終了としたい。最終回にあたり、まとめの話を書いていく。
自然を大切に
第168回
ピカピカ
西村ヤスロウ
習い事は楽しい。自分を向上させてくれる。できなかったことができていく快感があり、少しずつ自信を与えてくれる。少し面倒だと感じたり、つらいと感じたりしても、それを超えていく喜びがある。
ピカピカ
第167回
ホームパーティ
西村ヤスロウ
メールが発達し、お手紙やハガキを見る機会が減った。そんな中、引越のおしらせは時々やってくる。いろんな事情があるのだろうが、新居には楽しいことがつまっていそうだ。新居に限らず、本当に遊びにいきたくなる家というのがある。他人の家なのに落ち着く。
ホームパーティ
第166回
新参者
西村ヤスロウ
ソーシャルサイトがにぎやかになり、私たちは様々なコミュニティに所属することになった。何かにつけ、新しいコミュニティに出会い、そこに入っていく。それは、ウェブ上だけの話ではなく、ウェブがにぎやかになってきたことと同様にリアル社会でもコミュニティでの付き合いは活発になっている。
新参者
第165回
マスク
西村ヤスロウ
寒い季節になると、マスクの人が増える。風邪をひいてしまった時、他人に迷惑をかけない気持でマスクをする。風邪に負けたくない気持は持ちつつも、素直に風邪をひいたことを認め、前向きに治していきたい意志を感じる。
マスク
第164回
付箋
西村ヤスロウ
買物は生活に必要なものを買うという行為だけでなく、私たちに楽しみを与えてくれる。休日のお店は笑顔にあふれている。特に笑顔が多いのは雑貨屋だ。商品を手に取る人の表情がいい。「美人のもと」があふれているように感じる。
付箋
第163回
成長
西村ヤスロウ
テレビドラマでは、「上司から怒鳴られている部下」をよく目撃する。しかし、現実社会ではそんなに頻繁に見ることはないと思う。その背景には、「人は褒めたほうが育つ」という考え方が広まったことがあるのだろう。
成長
第162回
ペンギン
西村ヤスロウ
夏が終わり、すごしやすい季節になると街はおしゃれになる。着飾ることよりも涼しくすることに重点を置くときから、自由に着るものを楽しめる季節への移り変わりを実感できる。美人はこういう変化を思う存分楽しんでいるように思う。
ペンギン
第161回
正座
西村ヤスロウ
テレビを一生懸命見ている時、子どもはたいてい正座をしている。正座が長時間できない大人は多い。いつの間にか正座が苦痛となり、正座を長時間続ける人はあまり見かけなくなる。正座が自然に美しくできれば、それは「美人のもと」も増えていくだろう。しかし、それは厳しい話だ。
正座
第160回
赤い人
西村ヤスロウ
誰にでも好きな色があって、できればその色を身につけたていたい。なんとなく好きな色の服が集まるようになる。自然と似合う色、似合わない色を分けていき、似合わない色を避けるようになる。
赤い人
第159回
はふはふ
西村ヤスロウ
美人は温かいものをいいタイミングで食べる。口の中で温かさを感じると自然と顔の表情は柔らかくなる。その瞬間に「美人のもと」が発生するのではないだろうか。冷めてしまってはその柔らかな表情の時間がなくなってしまう。自然と温かな瞬間を大切にしている。
はふはふ
第158回
駅弁
西村ヤスロウ
電車旅行の楽しみのひとつに駅弁がある。いつもと違う場での食事はおいしいのだが、電車の中という非日常空間はその楽しみを倍増させてくれる。美人は駅弁を上手に食べる。おいしそうに食べる。普通のお弁当も一際おいしそうに見える。何が上手なのか。それは狭いスペースの中でおいしく食べる工夫である。
駅弁
第157回
水と岩
西村ヤスロウ
暑い季節になると、水への憧れが強くなる。喉を潤すだけでなく、冷たくて気持のいいものを触れたくなる。川や海に出かけたくなる。水の中に飛び込むのも気持がいいし、見ているだけでも心が落ち着いていく。
水と岩
第156回
調整
西村ヤスロウ
お酒を飲む場も多様化し、単に飲むことだけでなく、場の雰囲気を楽しむことができるようになってきた。美人は店になじむ。違和感なく存在する。美人だから目立ちそうだが、目立たず存在し、そこで美しさを放つ。
調整
第155回
立ち飲み
西村ヤスロウ
お酒を飲む場も多様化し、単に飲むことだけでなく、場の雰囲気を楽しむことができるようになってきた。美人は店になじむ。違和感なく存在する。美人だから目立ちそうだが、目立たず存在し、そこで美しさを放つ。
立ち飲み
第154回
休日の朝
西村ヤスロウ
ランニングブームは朝の風景を変えている。見ていて爽やかな風景になっていると思う。昔から早朝に走る人はいたが、真剣そのもので見ていてこちらが苦しくなるような感覚があった。最近はそのウエアも華やかになり、おしゃれなランナーが増えた。皆、ランニングを楽しんでいるのだ。
休日の朝
第153回
じゃんけん歯磨き
西村ヤスロウ
最近、昼過ぎになると、男性でもトイレで歯を磨く人を多く見かけるようになった。歯磨きが習慣化すると、食後歯磨きをしないだけで気持悪く思えるのだ。新幹線の中でお弁当を食べた後でも磨く人は増えてきた。さて、他人の歯磨きする姿をしっかり見たことがあるだろうか。
じゃんけん歯磨き
第152回
過去
西村ヤスロウ
美人は過去を適度に肯定し、大切にする。昔の彼の話は、たいていいい話で、どこかで応援していることが多い。しかも、いつまでも未練を引きずっていることもない爽やかさがある。口角だけで笑いながら話す感じだ。それが「美人のもと」を増やす。
過去
第151回
オープンエア
西村ヤスロウ
暖かい季節がやってくると、外へ出ることが断然楽しくなる。閉じこもっていたところから解放される喜び。全身で深呼吸したくなる。 カフェやレストランでは屋根のない席に人気が集まっていく。オープンカーが気持よさそうに見える。ピクニックやハイキングに出かけたくなってくる。
オープンエア
第150回
痛い
西村ヤスロウ
注射が怖いという人は多い。好きだという人は少ないだろうが、極端に怖がるのはたいてい男だ。男は強いという印象があるが、痛みに対しては弱い。男は子どもを産む痛みに耐えられないという話を聞く。美人は痛みに強い。もちろん血を見ることに弱い人も多いし、傷がつけば痛い。
痛い
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