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グループ・グローバルIT運営の要点

――組織間の協調関係の成熟度に応じた取り組み

内山悟志 [ITR代表取締役/プリンシパル・アナリスト]
【第42回】 2015年5月22日
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まずは自社のIT運営の
成熟度を把握する

 企業ごとにグループ経営やグローバル化の進展度合いは異なる。30年以上も前から海外を主戦場としてきた企業もあれば、この数年で多数の企業を買収して傘下におさめてきた新興成長企業もある。ITへの取り組みについても、これまで各事業体でそれぞれ独自に展開してきた企業グループもあれば、これからビジネスに合わせてITの海外展開を始める企業もある。

 そこで、まず企業が行うべきことは、各事業体とのコミュニケーションや情報共有の状況に着目し、IT運営において全社が同じ方向で計画を遂行できる土壌が構築されているかを確かめることである。

 その評価方法として、ここでは、グループ・グローバルIT運営の成熟度を0から5までの6段階でモデル化している(図1)

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内山悟志
[ITR会長/エグゼクティブ・アナリスト]

うちやま・さとし/大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパンでIT分野のシニア・アナリストととして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。1994年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任。2019年2月より現職。


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日々進化するIT技術をどうやって経営にいかしていくか。この課題を、独立系ITアナリストが事例を交えて再検証する。クラウド、セキュリティ、仮想化、ビッグデータ、デジタルマーケティング、グローバル業務基盤…。毎回テーマを決め、技術視点でなく経営者の視点で解き明かす。

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