内山悟志

内山悟志

ITR会長/エグゼクティブ・アナリスト

うちやま・さとし/大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパンでIT分野のシニア・アナリストととして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。1994年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任。2019年2月より現職。

第88回
ポスト2020にテクノロジーの「不連続な変化」が起きる?企業が注意すべき3分野の仮説
内山悟志
本連載の前回「変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい」では、「ユーザー企業」「IT業界」の両面からの仮説について紹介した。今回は「テクノロジー」の観点から企業が注目すべき仮説を示す。
ポスト2020にテクノロジーの「不連続な変化」が起きる?企業が注意すべき3分野の仮説
第87回
変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい
内山悟志
デジタル技術の進展が急速に進むなか、中長期的なITトレンドを見通すことの重要性はますます高まっている。2020年以降に本格化すると見られるIT動向について「IT業界」と「ユーザー企業」の2つの視点から取りまとめた仮説を紹介する。
変化が激しいテクノロジー界だからこそ中長期の視点でトレンドを語りたい
第86回
企業のIT投資は人材確保と教育にシフトしている――ITR「IT投資動向調査2019」の結果を見る
内山悟志
2018年度は、国内企業のIT投資の増加傾向がリーマンショック以降最高の水準となった。また、製品/サービス分野では、IoTやAI、RPAへの新規投資意欲の拡大が確認された。今回は、2018年8~9月にITRが実施した「IT投資動向調査2019」の結果を踏まえて、企業のIT投資の動向を紹介する。
企業のIT投資は人材確保と教育にシフトしている――ITR「IT投資動向調査2019」の結果を見る
第85回
「百聞は一見に如かず」が現実に 画像技術のビジネス活用で優位に立つ
内山悟志
百聞は一見に如かずというように、長々と細かな説明を聞くよりも、実際の状況を目で見る方がはるかに理解しやすいということは多い。表現力に富んだ動画や映像を活用して、ビジネスや業務を大きく変革させたり、これまでできなかったことを実現したりする動きは、今後あらゆる業界で広がってくると予想される。
「百聞は一見に如かず」が現実に 画像技術のビジネス活用で優位に立つ
第84回
IT部門は自ら社内に働きかけて 先端技術のビジネス応用を説くべきだ
内山悟志
デジタル技術を活用した抜本的な業務改革や新規事業の創出が期待されているが、新しいシステムを構築するには、従来の進め方と異なるアプローチが必要である。この結果IT部門とユーザー部門の関係や役割にも影響が及び、今後はこれらの複数のアプローチ手法を身につけ、選択的に適用したり、場面やフェーズによって組み合わせて適用できるようになることが求められる。
IT部門は自ら社内に働きかけて 先端技術のビジネス応用を説くべきだ
第83回
デジタルネイティブ企業と戦うには その企業像の違いを知る必要がある
内山悟志
あらゆる業界にデジタライゼーションの波が押し寄せる中、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の旗を振り、さまざまな変革を推進しようとしている。では、企業はDXの先に目指す姿として、どのような企業像を描いているのだろうか。デジタルネイティブ企業にそのヒントがある。
デジタルネイティブ企業と戦うには その企業像の違いを知る必要がある
第82回
企業がイノベーションで成功するためには「5つの準備」が必要だ
内山悟志
多くの企業でデジタルイノベーションへの取組みが活発化しているが、これを戦略の中核に据えて全社一丸となって取り組むための準備が整っている企業は必ずしも多くない。イノベーションを生み出す企業となるための環境整備に求められる企業内部の変革は多岐にわたり、長く険しい道のりとなる。企業は、自社における環境整備の成熟度を見極め、それに適合した進め方を検討することが求められる。
企業がイノベーションで成功するためには「5つの準備」が必要だ
第81回
ITベンダーは、ビジネスの“共創パートナー”になれるか
内山悟志
デジタル技術を活用したビジネス革新やデジタルビジネスの創出において、オープンイノベーションや他社との共創の重要性が叫ばれている。今回は、ユーザー企業とITベンダー企業との協業を中心に、その必要性と成功への留意点を整理したい。
ITベンダーは、ビジネスの“共創パートナー”になれるか
第80回
デジタル変革の時代にIT部門はどうすれば企業の役に立つか
内山悟志
大きなビジネス環境の変化や技術革新が進行する際には、必ずといってよいほどIT部門の組織ミッションや存在価値に関する議論が湧き上がる。現在は、あらゆる業界で押し寄せるデジタライゼーションの波にどのように立ち向かうかが問われており、これに対してIT部門の役割を再定義する動きが活発化している。
デジタル変革の時代にIT部門はどうすれば企業の役に立つか
第79回
イノベーションの発想は過去の成功体験を捨てることから
内山悟志
第4次産業革命が進行する現在、これまでの延長線上の戦略だけでは、成長ばかりか生き残りも困難な時代となっている。企業は、イノベーションを創出していくことが期待されるが、そのためには未来志向の課題設定と大胆な発想の転換が求められる。今回は、外部環境の変化を起点としたアイデア発想法として、新C-NES分析を紹介する。
イノベーションの発想は過去の成功体験を捨てることから
第78回
リーダーはデジタル変革の“最初の一押し”をどう支援するか
内山悟志
多くの企業がデジタルイノベーションに向けてさまざまな変革を推進しようとしている。しかし、従来の業務プロセス改革と異なり、文化・風土、組織、制度、権限、人材など企業の根幹に関わる多岐にわたる変革が求められることから、そのハードルは高く一気に飛び越えることは困難といえる。今回は、このハードルを2段階方式で超えるデジタル革新推進のアプローチを紹介する。
リーダーはデジタル変革の“最初の一押し”をどう支援するか
第77回
イノベーションを起こせる人材はどこにいて、なにを欲しがっているのか
内山悟志
あらゆる業界にデジタライゼーションの波が押し寄せる中、企業はさまざまな変革を推進しようとしている。中でもデジタル技術を活用したイノベーションを推進する人材の確保と育成は重要であると同時に難題でもある。
イノベーションを起こせる人材はどこにいて、なにを欲しがっているのか
第76回
2018年に注目すべきIT戦略テーマ
内山悟志
ITRでは、国内IT市場における技術トレンドや需要動向を踏まえ、短中期的に企業が注目すべきIT戦略テーマと将来予測を「ITR注目トレンド」として公表している。2018年においては、「ビジネスの開発と遂行」「人材と組織の変革」「テクノロジーの高度活用」の分野で総12個の戦略テーマが提起された。ダイナミックに変化するビジネス環境とテクノロジーの趨勢を読み解いて、自社のIT戦略方針や投資計画を打ち立てる際の一助として活用されたい。
2018年に注目すべきIT戦略テーマ
第75回
イノベーションを巻き起こすには企業のIT部門にも“二刀流”が必要か?
内山悟志
デジタル技術を活用したイノベーションの創出やデジタルビジネスの推進のために、組織や担当者を設置する動きが活発化している。こうした取り組みを成功に導くためには、組織ミッションを定義し、役割や権限を明確にすることが求められる。また、IT部門はこうした活動に対してどのようなスタンスで臨むのかについて明確な方針を示さなければならない。
イノベーションを巻き起こすには企業のIT部門にも“二刀流”が必要か?
第76回
日本企業のデジタル変革が突き当たる「壁」をどう越えるか
急速に進展するデジタル社会に対応するため、企業は今、自らも変わる「デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation)」に迫られている。そのためには、デジタルを活用した新事業の創造をはじめ、既存ビジネスのデジタル化や、アナログとデジタルの融合による生産性の向上が必要だ。さらにはそれらを実現するための組織・社内ルールの改革、人材育成なども行なっていかなければならない。こうした中、日本企業は今、どのような壁に突き当たっているのか、その壁を乗り越えるために何が必要なのかを考えてみたい。
日本企業のデジタル変革が突き当たる「壁」をどう越えるか
第74回
企業のIT投資意欲が急上昇キーワードは「デジタライゼーション」
内山悟志
2017年度は、国内企業の3割超がIT予算を増額させるなど順調な拡大傾向を示した。また、製品/サービス分野では、IoTやAI/機械学習への新規投資意欲の拡大が確認された。今回は、2017年8~9月にITRが実施した「IT投資動向調査2018」の結果を踏まえて、企業のデジタライゼーションへの投資の動向を紹介する。
企業のIT投資意欲が急上昇キーワードは「デジタライゼーション」
第73回
システム開発を「コンテスト」に変えれば高い技術を素早く手に入れられる
内山悟志
これからのシステム開発、とりわけデジタルイノベーション案件では、従来のウォーターフォール型(工程を細かく管理して進める方法)の開発プロセスや、SIベンダーによる受託開発のスキームが適合しないものが増えると考えられる。外部依存度の高い国内ユーザー企業には、どのようなソーシング戦略が考えられるのであろうか。
システム開発を「コンテスト」に変えれば高い技術を素早く手に入れられる
第72回
デジタル時代のIT投資効果をどう見極めるか
内山悟志
本連載第69回『経営者は「攻めのIT投資」をどう捻出し、評価していくか』では、IT投資管理のあり方に見直しが迫られていると述べた。今回は、IT投資の効果の捉え方と具体的な目標設定の考え方について論じる。
デジタル時代のIT投資効果をどう見極めるか
第71回
イノベーションに求められる人材像
内山悟志
IoTやAIなどのデジタル技術をビジネスの最前線で活用して事業を革新したり、新規ビジネスを創出することに期待が高まっており、経営者やIT部門長はこうした取組みを発案したり、推進したりする人材を求めている。本稿では、企業におけるイノベーション創出に求められる人材像について考える。
イノベーションに求められる人材像
第70回
他社事例ばかりを気にする企業が後を絶たない理由
内山悟志
企業では、業務改革やシステム導入などの新しい取組みを企画する際に事例情報を求めることが多い。しかし、当該案件に合致する事例を探すことは容易ではないし、同様の取り組みを行った企業があったとしても、それが自社にそのまま当てはまることは稀である。
他社事例ばかりを気にする企業が後を絶たない理由
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