一般的なフィットネスジムをオープンするには数億円規模の初期投資が必要となるが、プライベートジムなら40~50平方メートルのマンションの一室さえあれば十分。初期投資も数百万円とハードルが低い。

 すでに、ライザップと同じ仕組みで、複数のプライベートジムが急拡大している。

「競合店に対する危機感は持っている」と瀬戸社長。対抗するには、質の高いトレーナーを確保、教育して、高級ジムとしてのブランドを確たるものにすることが急務だ。

 そこで鍵を握るのが、同社が保有する会員3万人の個人データだ。実は「入会して1ヵ月以上たつ会員なら、情報を入力すればどんな経緯で最終的に何キログラム痩せるか、90%以上の確率で予想できる」(瀬戸社長)。

 これらをビッグデータとして徹底分析し、独自のトレーナー育成プログラムを構築できれば、ライザップは業界全体の雄に躍り出るだろう。