1年目からレギュラー定着、
“イチロー二世”候補も!?

 野手にも見る者を惹きつける新人がいる。まず、挙げたいのが3位指名で日本ハムに入団した高卒ルーキー・浅間大基外野手(18・横浜高)だ。日本ハムの外野は激戦区でしばらくは2軍暮らしと思われていたが、陽岱鋼が骨折したため5月5日に緊急昇格。楽天戦に2番センターで先発起用され初出場でプロ初安打を記録した。浅間がすごいのはこの後。以後3試合連続安打を記録するなど好打を続け、現在2割8分1厘。日本ハムの外野のレギュラーに定着している。183センチ、75キロのスマートな体格に加えてルックスもよく、大谷翔平や中田翔に次ぐスターになる可能性も十分ある。

 チームの成績が振るわないため、今ひとつ注目度は低いが、オリックスにも魅力ある新人が現れた。ドラフト7位指名の西野真弘内野手(24・JR東日本)である。規定打席に届いてはいないものの33試合に出場して打率はなんと3割6分2厘。167センチ、68キロと小柄ながらパンチ力もあり、本塁打をすでに3本打っている。また、盗塁を5個記録しているように足もある。守備にも定評があり、まさに走攻守兼ね備えた選手。なぜ、ドラフトで7位まで残っていたか不思議に思うほどだ。オリックスの先輩・イチローも4位指名という下位評価を見返して大打者に成長した。西野にもそんなイチローを彷彿とさせるものがある。

 筆者が西野に魅了されるのは打席でのしっかりした構えだ。どこに投げても打ちそうな構えから、バットがスムーズに出てくる。そして、実際にヒットを量産する。ひょっとするとイチローに匹敵する安打製造機になるのではないか。そんなことさえ思わせる選手が西野だ。

 他にも広島の野間峻祥外野手(22・中部学院大)、東北楽天の福田将儀外野手(23・中央大)、DeNAの倉本寿彦(24・日本新薬)など攻守好打を見せる新人は目白押し。こうした新人の全力プレーを見られる楽しみが今年のプロ野球にはある。