小泉純一郎という稀代の総理を父に持ち、その爽やかなルックスと、聴衆の心を捉えるスピーチなどで圧倒的な人気と実力を誇る小泉進次郎氏。
近い将来、日本のリーダーになると誰もが信じて疑わない若き政界のプリンスです。
何故、ここまで進次郎氏が人の心をつかむのか。
その理由はこれまで沢山の専門家やメディアが取りあげてきました。
今回は「アクティブ リスニング」の視点から彼の魅力を分析したいと思います。
日本一の人気者、小泉進次郎
1)相手を知る準備を徹底的にする
進次郎氏のスピーチで有名なのは、その地域に合わせた方言を使って挨拶をしたり、ご当地ネタを必ず盛り込むことです。
当地の歴史や名産品を、ただ言葉にするのではなく、「先程、名産の××を頂いたのですが、とても歯ごたえがよく美味しかった!」というように、具体的なアクションとして実際に食べたところをイメージさせて伝える。これによって、相手に親近感を抱かせるだけでなく、相手との強固な繋がりを感じさせることに成功しています。
また、「残りがあるので、持って帰って車の中で食べます」という風に、更に追い打ちをかけ、当地の聴衆の心をぐっとつかむのです。