便利なはずのスマホなのに
長年使うと「イラっ」が増えてくる

サムスンの最新スマートフォン「Galaxy S6 edge」

「まるで、超コンパクトサイズのPC(パソコン)だ。しかも、タッチパネルだから操作性はPCをはるかに凌いでいる…」

 登場して間もない頃には、きっと手に取った誰もがこう驚嘆しただろう。もちろん、スマートホン(スマホ)のことである。

 フィーチャーフォン(従来の携帯電話、いわゆるガラケー)の頃からカメラをはじめとする多彩な機能が搭載されるようになっていたが、アプリ次第で無限の活用が広がるスマホは明らかにそれまでの情報通信端末とは一線を画していた。だからこそ、瞬く間に普及を遂げたわけである。

 ところが、人間とは非常に欲張りな生き物で、頻繁に使うようになるとスマホの難点に目を向けるようになる。様々なシーンで便利な活用が可能でありながら、スマホを使うことでストレスを感じ始めたのだ。

●バッテリーがすぐに切れてしまうし、充電にも時間がかかる
●使っているうちに発熱し、熱くて持っていられなくなった
●カメラがすぐに起動せず、シャッターチャンスを逃した
●夜間や室内など、暗い場所で撮影すると写りが冴えない。特に自分撮りした写真がお粗末で見栄えが悪い
●画面が大きくて見やすいのはウレシイが、その分だけ重量が増えてしまうので結局は使いづらい …など

 おそらく、「スマホに関してイライラすることは?」と質問すると、多くの人たちがこうしたポイントを口にすることだろう。だが、まさに“日進月歩”で、スマホも利用者の要求レベルがアップしていくのに応じてどんどん進化していることも事実だ。

 メーカーによって少なからず差が出てきているものの、最新のハイエンド機種は上記のような不満をことごとく解消しているのだ。その典型とも言えるのが「Galaxy S6 edge(エッジ)」(右上の写真)だ。