「薄めて海に放流してしまえ」
という許されざる犯罪者たちの暴言
ところが、ソ連のチェルノブイリ原発事故で大汚染したゴメリなどの地帯では、住民の染色体を調べると、この顕微鏡写真のように、左側の正常な染色体に比べて、右側の染色体のように明らかに異常な状態になっていたのである。
父母の体内の染色体がこのように異常になれば、当然、その両親のあいだに生まれる子どもには、大きな障害が発生することになり、大被害が発生してきたのである。
このトリチウムは、化学的には容易に除去することができないので、福島第一原発では、どんどんたまっている。
そこで、原子力規制委員会の田中俊一委員長と、委員の田中知《さとる》は、福島第一原発の事故現場で大量に発生しているトリチウムを、「薄めて海に放流してしまえ」と、苦しまぎれの暴言を吐いている。
大量の海水を持ってきて薄めれば、流していいだって?
放流するトリチウムの量は変らないだろう!
そんなことが分らないのか。実に、おそるべき犯罪者たちである。