トップはレクサス
国産メーカーが上位を独占!

 では、調査結果を見てみましょう。

 ブランド別のスコアでは、レクサスが54点でトップとなり、以下、ダイハツ、ホンダ、三菱、トヨタと国産メーカーが上位を占めました。これら5社が業界平均よりよいスコアとなったブランドです。

 また、車のセグメント別では、軽自動車がアルト(スズキ)、コンパクトカーがキューブ(日産)、ミッドサイズがSAI(トヨタ)、ミニバンがアルファード(トヨタ)がそれぞれ1位となりました。

 

 この結果からわかるのは、レクサスとダイハツを含むトヨタグループのスコアがよいということです。たとえば、ブランド別でトップのレクサスは、100台あたりの不具合指摘件数が54件ですから、3~4.5年乗っても、2台に1台程度の割合でしか不具合が出ない(指摘がない)ということです。SAIはさらにスコアがよく、3台に1台の割合です。他のブランド・モデルと比較すると、これらは驚異的な数値といえます。

 余談ですが、ランキング上位のSAIやCT200hを製造しているトヨタ自動車九州の宮田工場は、米国J.D. パワーが表彰するプラントアワード(自動車の製造工場を対象とした優秀賞)の常連。米国のIQS調査をベースにして、もっとも不具合が少ない車を作っている工場に贈られるプラチナ賞を過去4回受賞しています。このことからも、トヨタグループが品質維持・向上に熱心に取り組んでいることがうかがえます。

 また、工場の製造・品質管理体制とも関係しますが、ランキング上位のブランドには、ライトの電球切れや、バッテリー上がりといった製造過程に起因する不具合(製造不具合といいます)が少ないという共通点が見られました。

 製造不具合の業界平均が45.4点であるのに対して、上位5社の製造不具合は高くても40点台前半、業界平均以下のブランドは40点台後半から、高いところで90点台に及びます。