研修最終日に全員が感極まって涙を流せば、研修は成功なのでしょうか。
通過儀礼が必要であることは、このコラムでも何度も指摘しています。ただし、学生から社会人への意識転換に、怒号や脅迫が必要不可欠であるとは思えません。
入社3年目のある若手に聞いてみました。「厳しいのがいけないとは思いません。怒られれば悔しいですが、自分を成長させるために言ってくれているとわかっているから、頑張ろうと思える。その信頼感がなければ、何を言われても受け入れらないでしょうね」
理不尽な厳しさを通して、果たして信頼感は醸成されるでしょうか。
ダイヤモンド社人材開発事業部公式ブログ
「職場で学ぶろぐ」がはじまりました。
http://jinzai.diamond.ne.jp/blog/
著者・間杉俊彦ツイッターはじめました
http://twitter.com/masugit
◎お知らせ◎
ダイヤモンド社人材開発事業部では、
・職場における人材の成長を可視化し、改善するための組織診断システム
『WPL(Management of Workplace Learning)』
・優れたOJT指導の方法を科学的に分析し、明確化した診断プログラム
『DLL(Diamond inventory of Learning Leader)』
を開発し、それぞれ販売を開始しました。
数多くの実証データに基づき、職場での学びを科学的にとらえて進化・改善・定着させるためのツールです。関心をお寄せいただければ幸いです。