そのように一つのモノサシで、利益を生み出すハイ・パフォーマーだけが評価されるような企業文化が広まる一方、企業はブレークスルーを実現できなくなり、冴えない状態が続いています。

 そこで、皆さんにお聞きしたいと思います。皆さんは、どんな人材を求めているのですか?そこを具体的に設定することをせず、「とにかくデキるヤツがほしい」と考えてはいませんか?デキる人材、と言うときの「デキる」とは、具体的にはどのように定義するのでしょうか?

 多様な人材によって職場は活性化し、組織のパフォーマンスは上がるものです。業績の回復もしくは向上の必要条件として組織の活性化があるのだとすれば、組織活性化のための人材像、人材ポートフォリオを超具体的に考えることが、いま欠かせない方策なのではないでしょうか?


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◎お知らせ◎
ダイヤモンド社人材開発事業部では、

・職場における人材の成長を可視化し、改善するための組織診断システム
『WPL(Management of Workplace Learning)』

・優れたOJT指導の方法を科学的に分析し、明確化した診断プログラム
『DLL(Diamond inventory of Learning Leader』
を開発し、それぞれ販売を開始しました。

 数多くの実証データに基づき、職場での学びを科学的にとらえて進化・改善・定着させるためのツールです。関心をお寄せいただければ幸いです。