こんにちは。プロスポーツアスレティックトレーナーの池内誠です。
私はIT関連企業の診療室で、マッサージや鍼灸などの施術を行っています。社員の方々には、「仕事の合間に肩こり・腰痛など身体の不調を解消できるから、仕事の効率が上がる」と大変喜んでいただいています。
それにしても、誰しも少しぐらいは自分自身の身体のパーツで気になる部分があるものです。そうなると、自然とモチベーションも下がり、姿勢も悪化するなど、プラスになる事はありません。
診療所や施術室のある企業は少ないかもしれませんが、会社帰りや休日に、様々な施術を受けに行くビジネスマンの方は多いのではないでしょうか。
昔からあるものから新しいものまで、本当に様々な治療院・業態が増えていますね。
接骨、整骨、鍼灸、あん摩、指圧、マッサージ、整体、カイロプラクティック、リフレクソロジー(足裏マッサージ)、ボディケア、ストレッチ、アロマセラピー等々…。
読者のみなさんも一度くらいは、このいずれかに行ったことがあるのではないでしょうか?そして、施術のあとの体調はいかがでしたか?症状は行く前より良くなりましたか?
もし、その“結果に“大満足”なら、何の問題もありません。しかし、必ずしもそうとは限りませんよね。
「週1回マッサージに通っているのに、ずっと調子が悪いんだよ」
なんて言っている方はいませんか?「変化なし」ならまだ良い方で、「悪くなった」という本末転倒の方もいらっしゃるかもしれません。
では、マッサージなどの施術に通っても、身体の不調が改善しないのはなぜでしょうか?今回は、その理由を考えてみましょう。