「いつも期限を守らない部下」にデキる上司がかけている「ハラスメントにならない言葉」写真はイメージです Photo:PIXTA

「部下へのフィードバックがしんどい」と悩んでいる上司やマネージャーは多い。真面目で優しい人ほど陥りやすいこの悩みについて、コミュニケーショントレーナーの著者は「その悩み、実は“心”の問題ではなく、“身体”で解決できる!」と断言する。フィードバックするときの心理的プレッシャーから解放される「3つのステップ」とは?※本稿は、司 拓也『「言いにくいこと」をうまく伝える』(フォレスト出版)の一部を抜粋・編集したものです。

優しい人ほど陥りがちな
「フィードバック恐怖症」

「部下の成長のために、言わなければならないことがある」
「チームの目標達成のために、軌道修正をお願いしたい」
「こんなことを言ったら、相手はどう思うだろうか?」
「反発されたら、どうしよう?」
「職場の雰囲気が悪くなるくらいなら、自分が我慢したほうがマシかもしれない」

 こうした思考が頭をよぎり、結局、当たり障りのない話で終わらせてしまったり、伝えること自体を先延ばしにしてしまったり……。

 そして、1人のオフィスで「また言えなかった……」と「フィードバック先延ばし」をしてしまって、自分の不甲斐なさにため息をつく。

 まじめで優しいマネージャーほど、そんな経験を一度や二度はしたことがあるでしょう。

 そんなあなたは、自分のことを「気が弱い」「心が弱い人間だ」と責めているかもしれません。

 しかし、私は断言します。

「その悩み、実は“心”の問題ではなく、“身体”で解決できる!」と。

 一般的には、こうした悩みはメンタルの問題だと捉えられています。だからこそ、多くの人がメンタルトレーニングやコーチングに解決策を求めます。