ただ、20日以上も長く夏休みを取るという回答(10%)に引っ張られて平均値が上振れしており、実際に多い休暇日数は4~7日でした。つまり、土日に山の日を加えれば平日に取得する休暇の平均は2日くらいとなります。ちなみに、同調査によると理想の夏休みの日数の回答は、平均13.9日。理想と現実には5日以上の差があるようです。

 その一方で、20日以上もの長期の夏休みが取れるのはどんな職場なのでしょうか。外資系企業のように長期休暇がグローバルで当たり前になっている会社、プロジェクト単位の仕事が中心でメリハリあるワークスタイルを推奨している会社では、長い夏休みが常識になっていたりします。

 私がサラリーマン時代に取得していた夏休みはせいぜい2、3日。長期間休んだら仕事の勘が鈍るように感じ、短い休暇で十分と思いこんでいた気がします。ただ、現在では長期間の夏休みでリフレッシュすることで、その後の仕事がはかどることもあるとも考えるようになりました。それは、長期休暇を取得しながら、仕事で高い成果を出し続けている人に遭遇する機会が何回もあったからです。

 では、みなさんにとって心地よい夏休みの期間はどれくらいでしょうか。残念ながら先ほどの調査によると、1日も夏休みが取れない「ゼロ取得」の人が12.4%いることがわかりました。労働基準法上では、企業が必ずしも夏季休暇の制度を作らなくてはいけないというルールはないため、日数は企業により異なり、場合によっては夏季休暇がない企業もあります。ゆえにゼロ取得でも会社を訴えることはできません。

 ならば、仕方ないと暑い夏に仕事をして過ごすしかないのでしょうか。子どもがいれば一緒に旅行も行きたいですよね。同世代の友人たちが長期間、悠々自適な夏休みを過ごしているという挨拶メールを送ってきたらどうかしょうか。うらやましく思うはずです。ですから、あなたが心身ともにリフレッシュするためにも一定期間の夏休みは取れる状況にしたいものです。