実はこの日は、ほとんど同じ時間に隼ジャパンと男子セブンズジャパンの試合が終わる予定だった。そのため女子バスケットボール会場でも、日本語通訳が必要とのことだったが、通訳サービスチームのマネージャーが相談して「メダルマッチが優先」と直前に判断が下された。

 いつ誰が勝ち進むかわからないスポーツの現場では、こういった場面もあり得る。ボランティアとはいえ限られた人材をどこに配置するかという判断は、現場のマネージャーたちに任されている。こうしてチームをまたいだ連携と、臨機応変に判断できる人がマネージャーとしてボランティアを束ねるのだ。

セブンズジャパンの3位決定戦で急遽、通訳サポートにユースアレナ外で始まったマネージャーミーティグ

メダル獲得後のインタビューもしてみたい

 3位決定戦の試合前、フィールド内に設置されたブロードキャストゾーンに入り、日本語通訳を希望していたオリンピック公式メディアのOBSクルーに自己紹介する。

「やっと来てくれたのね!日本語を話せる人をずっと待っていたのよ」。暖かく迎えてくれたスタッフと、質問内容を先に確認。3位決定戦の後、すぐに決勝戦が始まるデオドロスタジアムでは90秒インタビューの時間を守らなければならないからだ。それでなくともメダルマッチが続くとあって、ブロードキャストゾーンの緊張感は、これまでに経験したテレビインタビューの様子とは比べ物にならないほど、張り詰めている。