結婚が土壇場で破談になる「ママパパ言いなり男」と「ドケチ男」

 ここまでなかなか成婚に至らない男女を見てきたが、いいところまで行くのにダメになるというケースも少なくない。

 今回は、そんな「土壇場で破談になる男」のパターンをお教えしようと思う。

 まずは、「ママパパ病」の男たちだ。

 本人は50代くらいで、ご両親は昭和一ケタ代の生まれ。医者であることが多いが、経済的にも精神的にも両親に頼ってきたため、ママパパの言いなりになっているのが「ママパパ病」の特徴だ。

 狙う女性は20代後半の女性で、加藤茶のような結婚にあこがれているのがこのタイプ。ステータスも年収も高く、そもそも女性は医者狙いが多い(第1回参照)ので、お見合いから婚約まで進むことも少なくない。

 しかし、ここで両親が邪魔をする。

 昭和一ケタということは、義理の両親になる人たちは、20代の女性からすれば自分の祖父より年上ということになる。話題が合わないというだけでなく、そもそも話が通じないということも少なくない。

 こんなことがあった。

 お見合い後はかなりラブラブで、婚約まで進んだとあるカップル。ただ、女性のほうの視力が弱いことが発覚した。

 その男性の家系は代々外科医だったため、視力が悪い子どもが生まれては困るということで、男性の父親が大反対し始めたのだ。