婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの著書『「育ちがいい人」だけが知っていること』が、『世界一受けたい授業』で紹介され話題沸騰! 内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、ほとんどの人が間違っている靴の脱ぎ方についてご紹介していきます。(初出:2020年2月18日、初出時より改題

これダメなの?!「育ち」がいい人が靴を脱ぐときに決してしないこと【書籍オンライン編集部セレクション】Photo: Adobe Stock

マナー違反横行! 靴の脱ぎ方

訪問時の靴の脱ぎ方で、「育ち」がわかってしまうもの。多くの方が、正しい脱ぎ方を知らず、無意識に間違った脱ぎ方をしているようです。普段の脱ぎ方が正しいかチェックしてみましょう。

下のイラストのような脱ぎ方をしてしまっていませんか?

これダメなの?!「育ち」がいい人が靴を脱ぐときに決してしないこと【書籍オンライン編集部セレクション】

多くの方が、イラストのように、クルッと後ろを向いて、靴を脱ぎながら揃えるようなかたちで、上がってしまっています。しかし、大切な場でこのようなマナー違反をしてしまうと、あなたの品は著しく下がってしまいます。

では、どう脱げばいいのでしょうか?

これダメなの?!「育ち」がいい人が靴を脱ぐときに決してしないこと【書籍オンライン編集部セレクション】

イラストのように、正面(家の中)を向いたままで脱ぐのが正解です。

脱いで玄関に上がったら、体の向きを変えてひざを折り、靴を180度回して隅に寄せます。

靴をそろえるのが面倒だからと後ろ向きで脱ぎ、そのまま上がってしまうのは、「脱ぐ」「回す」の動作を分けて行わずに飛ばしてしまう、粗雑で失礼なふるまいとなります。このふるまいをきちんと分けて丁寧に行えば、彼やご主人のご実家、和食のお店の玄関等で、恥をかくこともないでしょう。

「品がいい」「育ちがいい」と言われる人は、普段、無意識に行っている所作や日常のちょっとしたふるまいが、他の人とは違うもの。『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。

これダメなの?!「育ち」がいい人が靴を脱ぐときに決してしないこと【書籍オンライン編集部セレクション】
諏内えみ(すない・えみ)

「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表

皇室や政財界などのVIPアテンダント指導を経て、スクールを設立。全国での講演やセミナーで、本物のマナーやふるまいの指導を行う。「美しい立ち居ふるまい」「会話術」「社交術」「和・洋テーブルマナー」など人気講座多数。なかでも、難関幼稚園、名門小学校の第一志望合格率95%の「親子・お受験作法教室」は、お行儀指導や願書作成、面接対策だけではなく、「にじみ出る育ちの良さと、品」が身につくと話題に。近年は、多くの男女を成婚に導く「婚活レッスン」も人気。政治家、起業家や経営者をはじめとするビジネスパーソン、主婦、学生など幅広いファンをもつ。

著書に、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)、「大人の若見えを叶える しぐさとふるまい」(大和書房)、『「ふつうの人」を「品のいい人」に変える 一流の言いかえ』(光文社)、「先生! ダメダメな私を2時間で仕事デキる風にしてください!」(KADOKAWA)など多数。