コロナ予防もはや緊急事態宣言は出してもらえない。自分の身を自分で守るための心得とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

政府はなぜ再流行を認めない?
日常には「ヒヤリ・ハット」がいっぱい

 政府は認めていませんが、新型コロナウイルス感染の第二波が広がっています。なぜ再流行を認めないのかというと、旅行業界を救うための「Go Toキャンペーン」を軌道に乗せないといけないからでしょう。

 客観的に7月の流行状況を眺めると、緊急事態宣言下の自粛時と比べて極めて感染リスクが高い状況になっていることは、いくつかの要素を並べてみればわかります。

・毎日の新規感染者数は過去最大レベルの水準で増えている
・感染経路不明者が新規感染者数の約半数を占めている
・若者中心に無症状の感染者が多い
・自粛が終わり、人々は職場や繁華街に戻ってきている
・夏になり、マスクを外す(外さざるをえない)人が増えている

 ソーシャルディスタンスや三トル(距離を取り、マスクを取って、水分を取る)といった新しい日常マナーも浸透し始めてはいるのですが、実際に街に出ると、そうしたマナーを守らない人が一定数います。たぶん体感的には、1割から2割はそういう人がいるせいで、注意していても感染リスクに晒されるケースが結構出てきます。

 感染の再爆発が始まっている昨今の新しい日常の中で、私がヒヤリと思い、ハッとした個人的な体験を10個挙げてみます。

(1) 交差点のバイク

 横断歩道で信号待ちをしていたところ、突然、目の前50センチ程度の至近距離に、マスクを着けていないおじさんの顔が出現しました。バイクに乗ってきて、私の目前で急停車したのです。ハンズフリーの携帯電話に向かって、大声で飛沫を飛ばしながら話をしています。バイクを運転していて直進信号が赤に変わったので、私の目の前で停止し、歩行者信号が青になるまでの数十秒間、私の顔の近くで飛沫を飛ばし続けていました。