小さな会社が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、『アマゾン上陸15年「売れたビジネス書」50冊』にランクインした販促書籍のベストセラー『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』の著者で、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開しています。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかる1冊! 本連載では、同書より一部抜粋して特別に公開します。好評のバックナンバーこちらからどうぞ。

A4用紙Photo: Adobe Stock

B4チラシは、「一目でインパクトを与えること」が難しい

 チラシを作る際、まずは「A4サイズ」をおススメしていますが、より大きい「B4サイズ」のほうが、より効果的なチラシがつくれるように考える方もいるかもしれません。

 しかし「A4サイズ」を推奨するのは、次の理由からです。

・作りやすい
・スペースに限りがある
・印刷コストが安い
・画像にしてもある程度読めるので、SNSで使いやすい
・パンフレットケースや3つ折りにしても伝えたいところが伝えられる
・ファイルなどに保管してもらいやすい

 なかでも「スペースに限りがある」というのは、デメリットにも見えるでしょう。確かに盛り込める情報は少なくなるし、説明も凝縮しなければならなくなります。

 しかしそのぶん、厳選された情報のみに絞り込むことができ、お客様から見れば、言いたいことが一目でわかる「わかりやすい広告」が出来上がるのです。広告にとってこれ以上、優れたメリットはありません。

 実際、B4チラシというのは、目線を広く移動させないといけなくなるため、お客様に「一目でインパクトを与えること」が難しくなります。