第94回
お金ではなく心を動かす幸せなコミュニティづくりを 利用広がる藤野の地域通貨「萬」(よろづ)の教訓
相川俊英
一時期全国の自治体でブームになった地域通貨も、足もでは下火となっている。そんななか、利用者が順調に拡大し続けているのが、神奈川県相模原市藤…
2014.5.27
国政の混乱が極まるなか、事態打開の切り札として期待される「地方分権」。だが、肝心の地方自治の最前線は、ボイコット市長や勘違い知事の暴走、貴族化する議員など、お寒いエピソードのオンパレードだ。これでは地方発日本再生も夢のまた夢。ベテラン・ジャーナリストが警鐘を鳴らす!
第94回
相川俊英
一時期全国の自治体でブームになった地域通貨も、足もでは下火となっている。そんななか、利用者が順調に拡大し続けているのが、神奈川県相模原市藤…
2014.5.27
第93回
相川俊英
前回に引き続き、日本屈指の清流・最上小国川を舞台に繰り広げられる「穴あきダム計画」の攻防をお伝えしよう。山形県が学識者の見解を捻じ曲げてま…
2014.5.20
第92回
相川俊英
県が推し進めるダム建設の協議などでは、官主導で巧妙な「合意形成」が行われることがある。山形県新庄市で行われている、最上小国川流域の治水対策…
2014.5.13
第91回
相川俊英
神奈川県の旧藤野町(現在は相模原市緑区)は芸術家などの「人」の誘致にいち早く動き、いつしか様々な分野の人材を抱える稀有な地域となった。彼ら…
2014.4.15
第90回
相川俊英
今や日本の地方都市で日常の光景になったシャッター商店街。しかし、商店主たちも腕をこまねているだけではない。商店とお客をかつてない発想で繋ぐ…
2014.4.1
第89回
相川俊英
バブル崩壊などの影響で千葉ニュータウン開発が縮小されて以降、赤字続きで運賃値上げが繰り返される高運賃路線・北総鉄道。ここにきて、生活に困る…
2014.3.18
第88回
相川俊英
これまで筆者は、国と宮崎県が進める「尾鈴地区畑地灌漑事業」を取材してきた。誰も得をしない公共事業がゴリ押しされていたのだ。交渉紛糾の過程で…
2014.3.4
第87回
相川俊英
小豆島の北部・土庄町で、前代未聞の税金滞納疑惑事件が起きている。疑惑を抱えながらも昨年末の選挙で圧勝した新町長らに対して、税金徴収の不公正…
2014.2.18
第86回
相川俊英
給与所得者が給与から所得税と個人住民税を天引きされるのは、法の規定に基づくものだ。ところが、個人住民税の天引きは全国で徹底されていない。県…
2014.2.4
第85回
相川俊英
人口減と少子高齢化が加速する日本では、立ち枯れしたままの公共施設が増え続けている。とりわけ、自治体が借金しないと解体撤去がままならないごみ…
2014.1.7
第84回
相川俊英
全国の役所・役場の中で、北海道滝川市の取り組みは特に興味深い。市庁舎の中に図書館が設けられており、住民サービスの向上を実現しているのだ。古…
2013.12.17
第83回
相川俊英
これほどひどい話はないのではないか。全国の自治体の取材を続けている筆者も、腰が抜けたかと思うほど驚かされた。市庁舎の新築移転に反対する住民…
2013.12.3
第82回
相川俊英
条例の制定を求める住民による直接請求は、行政に忌み嫌われ、実を結ぶことはほぼ皆無だ。そんななか、前例のない「脱原発」県条例の直接請求に動い…
2013.11.19
第81回
相川俊英
アベノミクスによる公共投資の増額で、資材価格の高騰や人手不足が起き、公共事業の入札不調が全国で続発している。応札者が現われなかったり、応札…
2013.11.5
第80回
相川俊英
地方自治体の公共工事は、アベノミクスによる建設需要の急増に人手が追い付かず、入札不調が起きている。かつて公共工事といえば談合というイメージ…
2013.10.22
第79回
相川俊英
市長と議会が壮絶なバトルを展開した阿久根市に対して、“東の阿久根”と呼ばれた千葉県白井市でも、当時鉄道運賃の値下を巡って行われた市長の「専…
2013.10.8
第78回
相川俊英
若手首長が増える一方、地域の閉塞感を打破しようと立ち上がる高齢者もいる。その1人が、11月に行われる富山県射水市の市長選で立候補する76歳…
2013.9.24
第77回
相川俊英
地方を取材していると、信じられない話に出会うことがある。戦略なき建設により、軒並み苦境に陥っている地方空港の衰退を食い止めるため、行政が講…
2013.9.10
第76回
相川俊英
今、千葉県八千代市で憂慮すべき事態が起きている。「新川周辺地区都市再生整備計画」に反対する市民グループの支援で初当選した秋葉就一新市長が、…
2013.8.27
第75回
相川俊英
お盆休みの帰省の度に衰退する故郷に、寂しさを感じる人は多い。地元の昭和ひとけた世代が80代を迎え、彼らの田畑を地元で継承する者がいない「2…
2013.8.13