リスクマネジメントが過剰な社会 なぜ、「正義」ばかりになったのか?
香山リカ
去年の10月から連載をスタートした香山リカさんの「ほどほど論のススメ」が今回でついに最終回を迎えます。どうして今、「ほどほど論」が必要なの…
2012.7.30
好評連載「香山リカの『こころの復興』で大切なこと」が終了し、今回からテーマも一新して再開します。取り上げるのは、社会や人の考えに蔓延している「白黒」つけたがる二者択一思考です。デジタルは「0」か「1」ですが、人が営む社会の問題は、「白黒」つけにくい問題が多いはずです。しかし、いまの日本では何事も白黒つけたがる発想が散見されるのではないでしょうか。このような現象に精神科医の香山リカさんが問題提起をします。名づけて「ほどほど」論。
香山リカ
去年の10月から連載をスタートした香山リカさんの「ほどほど論のススメ」が今回でついに最終回を迎えます。どうして今、「ほどほど論」が必要なの…
2012.7.30
香山リカ
お年寄りと話していると癒されることってありますよね。何気ない言葉を通して「人生でいろいろあっても何とかなるんだ」という実感が伝わってくるせ…
2012.7.23
香山リカ
「よかれと思ってやったことが、うまくいかない」。そういうことは日常的にあるような気がしますが、これが社会や世界といった規模で起こっていると…
2012.7.9
香山リカ
カネのために働くか、やりがいのために働くか。これはすべてのビジネスパーソンが一度は悩んだことのある問題ではないでしょうか?今月は「カネ」に…
2012.7.2
香山リカ
「学生の頃も、すっかり大人になった今も、マンガとゲームを買うだけのおカネがあればいいんです」と、ちょっと恥ずかしそうにいう香山リカさん。そ…
2012.6.25
香山リカ
実は「カネの話」にはトラウマがあるんです……と話す香山リカさん。確かに、香山さんの口から「カネの話」はめったに出てきませんが、そういわれる…
2012.6.18
香山リカ
IPO(新規株式公開)が失敗に終わり、ユーザーの利用頻度にもかげりが見え始めたといわれるFacebook、一時は身売りの噂も流れたmixi…
2012.6.11
香山リカ
最近はやりの「ノマド」。パソコンを持ち歩き居心地のいいカフェで、仕事仲間の集まる共有オフィスで、「遊牧民(ノマド)のように」自由に働く。最…
2012.6.4
香山リカ
これまでにたくさんの著書のある香山リカさん。前々回から担当編集者に「読まされている」ビジネス書のページをめくるうち、自分の書いた本の中にあ…
2012.5.28
香山リカ
人生でつらい時、仕事で大変な時、ふと手に取った本で成功者の言葉に触れ、「また明日から頑張ろう」と気を取り直すことは多いはず。確かに、その道…
2012.5.14
香山リカ
入学、就職、転職などを迎え、「よし、勉強しよう!」と意気込んでいるフレッシュ・パーソンは多いはず。案の上、先日都内の大型書店に行くとレジの…
2012.5.7
香山リカ [精神科医、立教大学現代心理学部教授]
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が生まれた地、アメリカでは早くもSNS離れが始まっているといいます。仕事で、プライベートで…
2012.4.23
香山リカ
「たった30分で人は変われる」。こんなコピーを巷で見かけることがあるが、そう簡単に人は変われるものではない。行動が少し変わる程度のものであ…
2012.4.16
香山リカ
現代は、かつてのような「体制vs反体制」「保守vs革新」という単純な図式は成り立ちにくくなっている。また、自分とすべての意見が一致する人は…
2012.4.9
香山リカ
自分の名誉やお金のためではなく、社会に貢献しようと働いている人に対し、世間の見方が厳しいのではないか。彼らはあたかも聖人君子でなければいけ…
2012.4.2
香山リカ
社会が複雑になると、だれもが専門家に正しい意見を求めたくなる。その一方で、専門家であればあるほど、その分野について100%正しいと言えるこ…
2012.3.26
香山リカ
新しい治療法が開発されたと聞くと、すぐにそれに飛びつく人がいる。科学的な方法論の限界を指摘されると、すぐに精神論に走る人も同じである。方法…
2012.3.19
香山リカ
社会にとってなくてはならない存在になりたい。多くの学生が就職を前にこのように言う。しかし、必ずしも「かけがえのない人」にならなくても社会に…
2012.3.12
香山リカ
どの分野にも、先進的な取り組みを実現させた組織には、けん引役となった人が存在する。その人の献身的な働きは大きく、社会を変える原動力である。…
2012.3.5
香山リカ
経済成長の低下とともに、個人の競争も激しくなってきた。いまや自助努力をしないとサバイバル競争で勝ち残れないと言われる。しかし競争社会では、…
2012.2.27