
第6回
ゼロ金利は中国・インド中心の経済へ「大回帰」の反映だ
北村行伸
先進国は「ゼロ金利」だがグローバル経済は成長を続けている。資本主義の重心が西欧から中国やインドなどに移っているからで、日本の“デフレ”も貨…
2018.4.26
3月、発足する日銀新体制の課題は、異常な金融緩和からいつどういう形で抜け出すかだが、その道のりは険しい。そもそも約20年、続いてきた「ゼロ金利」を生みだしたのは何だったのか。「金利ゼロの資本主義」は何を意味するのか。気鋭の学者らが独自の視点で分析します。
第6回
北村行伸
先進国は「ゼロ金利」だがグローバル経済は成長を続けている。資本主義の重心が西欧から中国やインドなどに移っているからで、日本の“デフレ”も貨…
2018.4.26
第5回
高橋伸彰
「ゼロ金利」で立ちゆかなくなるほど資本主義体制は脆弱ではないし、実際、企業は収益を上げ富裕層も金融資産を増やしている。“繁栄”を支えるのは…
2018.4.17
第4回
的場昭弘
「ゼロ金利」は、資本主義が、利子の源泉である利潤を得られなくなり、投資が起きなくなった状態、いわば「成長の限界」に近ずいていることを示して…
2018.4.6
第3回
熊倉正修
低成長や低金利は、資本主義の「長期停滞」ではなくIT化、サービス化、高齢化の自然の帰結だ。現状を冷静にぶんせきせずに、「長期停滞論」に与す…
2018.3.28
第2回
佐伯啓思
「ゼロ金利」は、資本主義がもはや将来の収益が見込めず成長力が大きく低下したことを示している。だが悲観すべきことではない。「定常化社会」にな…
2018.3.19
第1回
ダイヤモンド・オンライン編集部
「金利ゼロの経済」が出現した背景には金融緩和を求め続けた政治の圧力があった。かつてのような成長が難しくなり社会の閉塞感が強まる中で、政治が…
2018.3.9