第254回
共働きの節税効果と保険代替効果
山崎 元
夫と妻が2人とも仕事と収入を持つ「共働き」という生活形態は、合理的なばかりでなく、かなり「得」でもある。片働きなのか共働きなのかで大きな差…
2012.12.3
12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。
第254回
山崎 元
夫と妻が2人とも仕事と収入を持つ「共働き」という生活形態は、合理的なばかりでなく、かなり「得」でもある。片働きなのか共働きなのかで大きな差…
2012.12.3
第253回
山崎 元
「行動ファイナンス」という学問分野は、10年ほど前に、ダニエル・カーネマン氏がノーベル経済学賞を取ったこともあり、今では大変有名になった。
2012.11.26
第252回
山崎 元
時は金なり。時が金よりも大切な場合があるから、正確ではない。しかし、ビジネスパーソンに役立つ格言を一つだけ選べというなら、迷うことなくこれ…
2012.11.19
第251回
山崎 元
厚生労働省が厚生年金基金制度の廃止方針を打ち出して、話題になっている。内容の詰めは今後の問題だが、廃止まで10年程度の予備期間を設けること…
2012.11.12
第250回
山崎 元
ほとんどの読者が「PER」をご存じだろう。「株価収益率」という日本語を当てることが多いが、株価を1株当たりの利益で割った倍率がPERだ。純…
2012.11.5
第249回
山崎 元
経済活動にあって、何がボトルネック(主要な制約要因)となるかは、時代とともに変化する。例えば、かつてリカードは、土地が生産の究極的な制約要…
2012.10.29
第248回
山崎 元
AIJ投資顧問による三流運用詐欺のような巨額年金資産消失事件に続いて、厚生年金基金の運用でまた不祥事が報じられた。
2012.10.22
第247回
山崎 元
世界最高峰の競馬レースである凱旋門賞が今年は10月7日に行われた。今年の凱旋門賞が特に注目されたのは、日本の最強馬オルフェーヴルが出走を予…
2012.10.15
第246回
山崎 元
日本の国債が、近い将来、ギリシャ、イタリア、スペインの国債のように「暴落」するという議論をよく聞く。日本の政府債務残高は、GDPに対してギ…
2012.10.11
第245回
山崎 元
投資信託が停滞している。投資信託協会のホームページで公募の株式投信の8月末時点での純資産額を見ると、48兆円強しかない。公社債投信の残高も…
2012.10.1
第244回
山崎 元
人生を資産運用として捉えると、多くの人にとって最大の運用資産は、金融資産よりも自分自身の「人的資本」だ。人的資本は、将来の収入の割引現在価…
2012.9.24
第243回
山崎 元
アップルの時価総額は、本稿執筆時点で6200億ドル台で、日本円にしてざっと50兆円だ。同社のビジネスは立派だ。商品ラインアップを絞り込み、…
2012.9.18
第242回
山崎 元
わかりやすい金融知識の解説で定評のある吉本佳生氏の新刊『確率・統計でわかる「金融リスク」のからくり』を読んでみた。投資を考える上では、リタ…
2012.9.10
第241回
山崎 元
運用会社、証券会社、銀行でも市場部門など、マーケットに関わる仕事では「相場観」という言葉が頻繁に登場する。この世界では「相場観の一つも語る…
2012.9.3
第240回
山崎 元
運用のプロあるいは証券マン(注:証券マンは運用のプロではありません!)は、素人投資家を励ます際に、「プロは毎期毎期の決算を気にしなければな…
2012.8.27
第239回
山崎 元
証券会社は、個人の資金運用にも、企業の資金調達にも、重要な役割を果たしている。このことに、疑いの余地はない。
2012.8.20
第238回
山崎 元
「日本経済新聞」(7月24日朝刊)に「エコノミスト、一流への道」と題して、民間の著名エコノミストの経歴をまとめた記事が載っていた。
2012.8.6
第237回
山崎 元
バートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』(井出正介訳、日本経済新聞出版社)は、内容の一部に重大な間違いを含む(と筆者は思…
2012.7.30
第236回
山崎 元
個人投資家に「買ってもいい」と言える運用商品は少ない。(1)運用の中身のわからない商品、(2)実質的な手数料のわからない商品、(3)同類の…
2012.7.23
第235回
山崎 元
ある企業年金の運用担当者とお話しする機会があった。彼は、「国債利回りの上昇リスク」について大いに心配していた。利回りが1%上昇すると、現在…
2012.7.18