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みずほが銀行業界「退場宣告」の危機、改革先進のはずが“ガバナンス不全“の烙印の深刻
2021.12.6
みずほ 退場宣告
「言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない」。システム障害を繰り返したみずほフィナンシャルグループのガバナンス上の問題の「真因」として、金融庁が放った言葉には最大級の皮肉が込められていた。だがみずほは、これまで2度の大規模システム障害や度重なる反社会的勢力との取引問題を引き起こした反省から、むしろ他のメガバンクより先駆けて改革をた。だからこそ、再び「ガバナンス不全」と糾弾されるに至った事態は深刻だ。みずほの歯車は、どこで狂いが生じたのか。今、変わらなければ、みずほはいよいよ顧客からの信頼を失い、銀行業界からの「退場」を宣告されてしまう。
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みずほが銀行業界「退場宣告」の危機、改革先進のはずが“ガバナンス不全“の烙印の深刻
2021.12.6
#1
みずほ10年改革に“2つの大誤算”、「言われたことしかしない」と金融庁に皮肉られた真の理由
2021.12.6
#2
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2021.12.7
#3
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2021.12.8
#4
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2021.12.9
#5
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#6
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#7
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2021.12.13
#8
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