トラブル続出のマイナンバーカード。請求したら別人の証明書が発行された、国の給付金などを受け取る公金受取口座に他人の口座が登録されていた、マイナ保険証に別人の情報が登録されていた、などの問題が相次いで発覚した。しかし政府は健康保険証とマイナカードの一体化を目指し、2024年秋に現行の保険証を廃止にするなど、強引な手法に国民からは不安の声が上がる。一体、岸田政権は何を目指しているのか。情報を一元化することで悪用されるリスクはないのか。徹底検証する。