渋井正浩

エムエス研修企画 代表取締役
1988年東北大学経済学部卒業、協和銀行(現りそな銀行)入社。主に本社にて法人向け融資審査を担当。2005年りそな銀行を退職し、エムエス研修企画入社。現在は主に企業向けの人事研修コンサルティング、研修コンテンツ作成を中心に活動中。
ホームページ: http://www.womanf.co.jp/
ブログ: http://ameblo.jp/sibuyanohiro/
 
第15回
餃子の王将と一蘭――成功している中華の外食チェーンでありながら、戦略は対照的。共通点はドメイン戦略をよく理解していること。
渋井正浩
いま成功している外食チェーンといえば、餃子の王将と一蘭。同じ中華料理を扱いながら、王将が豊富なメニューを売りにしているのに対し、一蘭は、とんこつラーメン1本で勝負している。これはドメイン設定の違いである。やり方は正反対だが、独自のドメインを設定し顧客の支持を得ている点はともに共通している。
餃子の王将と一蘭――成功している中華の外食チェーンでありながら、戦略は対照的。共通点はドメイン戦略をよく理解していること。
第14回
「とりあえず」の座は、ビールからハイボールへ。マーケティング巧者、サントリーが本領発揮!
渋井正浩
「とりあえず」と言えばビール。その座を奪いつつあるのがハイボールだ。このウイスキー飲料の復権は、まさにサントリーのマーケティング戦略の賜物である。かつての人気商品に再び火をつける。この難しい課題を、「プロダクト・エクステンション」の理論を実践し、見事に成し遂げた。
「とりあえず」の座は、ビールからハイボールへ。マーケティング巧者、サントリーが本領発揮!
第13回
マクドナルドがテレビCMをやめる日は来るか?桁外れのOne to Oneマーケティングは成功するのか
渋井正浩
全国数千の店舗と、膨大な宣伝広告で国民的な知名度をもつマクドナルドが、顧客の購買履歴に基づき、顧客ごとにそれぞれの割引クーポンを発行する。携帯電話のNTTドコモがサポートしている。マス・マーケティング中心だったマクドナルドは、今後どのようなマーケティング戦略を展開していくのであろうか。
マクドナルドがテレビCMをやめる日は来るか?桁外れのOne to Oneマーケティングは成功するのか
第12回
もし電力会社の社長がドラッカーを読んでいたら…
渋井正浩
東電の福島第一原発問題、さらに先日の九州電力の「やらせメール」問題。これらの問題の背景には、高度の専門化された自分の仕事への愛着があったのではないか。経営の神様ドラッカーの言葉から、今回の原発問題の裏側にあるマネジメントの問題を指摘する。
もし電力会社の社長がドラッカーを読んでいたら…
第11回
AKB48の次の展開は、演歌系デュオか?アンゾフの成長マトリックスで、大胆予想!
渋井正浩
いまや国民的アイドルグループに成長したAKB48は、マーケティングの視点で見ても興味深い。長く成長路線を続けられる要因は何か。また今後どのような戦略で成長を維持していくのか。経営理論を元に、今後のAKB48の戦略を大胆に予測する!
AKB48の次の展開は、演歌系デュオか?アンゾフの成長マトリックスで、大胆予想!
第10回
なぜ1000円カットのQBハウスは、トイレの脇にあるのか。技術への期待値を意識的に下げた顧客満足度戦略
渋井正浩
創業15年で400店舗を超える、1000円カットのQBハウス。なぜか小売店が好まないトイレ脇への出店が多い。ここには計算された顧客行動への洞察がある。そしてそれを支える顧客満足への考え方が確立されているのだ。
なぜ1000円カットのQBハウスは、トイレの脇にあるのか。技術への期待値を意識的に下げた顧客満足度戦略
第9回
なぜラーメンの日高屋はマクドナルドと吉野家の隣にあるのか
渋井正浩
近年、苦戦の外食産業にあって浮上してきたラーメンの日高屋。従来のラーメン店の常識を打ち破り、駅前一等地でマクドナルドや吉野家と軒を並べる。これら外食産業の王者の隣りにあえて出店するのには、独自の戦略と勝算があるのだ。
なぜラーメンの日高屋はマクドナルドと吉野家の隣にあるのか
第8回
東芝とソニーが成長分野の液晶事業を統合――。PPM理論で見ると、両社の思惑が…
渋井正浩
東芝とソニーが中小型液晶パネル事業での統合を発表した。この次世代で有望とされる成長分野で好調だった両社はなぜ統合に踏み切ったのか。この思惑を研ぐカギは、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)理論にある。
東芝とソニーが成長分野の液晶事業を統合――。PPM理論で見ると、両社の思惑が…
第7回
トヨタの住宅事業に勝算あり――ブランド拡張戦略で読み解くと
渋井正浩
企業にとって自社のブランドをどのように確立し、価値を高め、さらにどんな商品に広げていくか、その“ブランド戦略”は、経営戦略の重要なテーマです。今回はトヨタ自動車が行っている住宅事業の先行きを“ブランド拡張”理論で解き明かしていきます。
トヨタの住宅事業に勝算あり――ブランド拡張戦略で読み解くと
第6回
利益日本一のホンダはなぜ小型ジェット機事業に参入するのか
渋井正浩
今年も大手企業の決算が出そろい、純利益日本一は自動車メーカーのホンダであった。同社が利益日本一に輝くのは初めてのこと。そんなホンダは、意外にも小型ジェット機事業への参入に乗り出している。この新たな市場での勝算はあるのか。ポーターの「参入障壁」理論で分析する。
利益日本一のホンダはなぜ小型ジェット機事業に参入するのか
第5回
ヤクルトは、なぜ新興国市場で強いのかミルミル伸びるBOP戦略の秘訣
渋井正浩
国内市場が縮小する日本企業にとって海外市場、とりわけ新興国の開拓は大きな課題です。そんな中、食料品という国内中心の業界にありながら、営業利益の半分以上を海外で稼いでいる企業がヤクルト。ヤクルトが特に強いのは、中南米のメキシコやブラジル、それにアジア諸国といったBOP市場です。
ヤクルトは、なぜ新興国市場で強いのかミルミル伸びるBOP戦略の秘訣
第4回
マクドナルドとモスバーガーの違いをポーターの『戦略論』で解き明かす
渋井正浩
経営戦略論の大家といえば、ハーバード大学のマイケル・ポーターです。ポーターが提唱して有名になった「3つの基本戦略」を説明する上で、マクドナルドとモスバーガーの戦略の違いがとてもわかりやすいです。
マクドナルドとモスバーガーの違いをポーターの『戦略論』で解き明かす
第3回
iPadが本格的に普及するかを、キャズム理論から考える
渋井正浩
昨年話題となったiPad。4月27日にはiPad2が発売されました。多くの関心を集める新型タブレットだが、果たして本格的に普及するか。イノベーション普及理論から見てみました。
iPadが本格的に普及するかを、キャズム理論から考える
第2回
OA機器の強者リコーが、“弱者の戦略”でLED照明市場に参入!
渋井正浩
節電需要が高まる中、リコーがLED照明事業に参入する。OA機器大手のリコーがこの市場でどのような戦いを挑もうとするのか。そこには、ランチェスター戦略の「弱者の戦略」の教えが読み取れる。
OA機器の強者リコーが、“弱者の戦略”でLED照明市場に参入!
第1回
資生堂のネット通販参入はコトラーのマーケティング理論の定石
渋井正浩
企業や業界の旬なトピックスをベーシックな経営理論で解説する本連載。その第1回は、化粧品業界を取り上げます。4月13日に発表された資生堂の新3ヵ年計画を経営理論で読み解くと、コトラーの理論が見えてきます。
資生堂のネット通販参入はコトラーのマーケティング理論の定石
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