デイミアン・トンプソン
第5回
危険ドラッグ依存/MDMA依存――ネットとグローバル化が変えたクスリの販売網
人の欲につけ込む「依存症ビジネス」の最強最悪のビジネスモデルを暴く本連載最後のテーマは、ドラッグ。かつては海の向こうの話で済んだ日本でも、「危険ドラッグ」の登場でもはや他人ごとではなくなった。なぜここまで急速に広がっているのか。「誰もが陥りうる」問題として、ぜひご覧いただきたい。

第4回
フラペチーノ依存/砂糖依存――甘すぎるスイーツで欲望をかきたてる企業戦略
山盛りのホイップクリームがのせられたスタバの「フラペチーノ」。パステルカラーの砂糖衣で身を包んだクリスピー・クリームのドーナツ。なぜ我々は、甘いものにこれほど病みつきになっているのか?最近ではオフィスにも侵入してくる甘すぎる「スイーツ」の実態、そして砂糖の恐ろしい「素顔」とは?

第3回
アングリーバード依存/ゲーム依存――脳を操り、デザインの力で金を絞りとる製品設計
iPhoneとそのアプリの登場で、もはや時間と場所の制約がなくなった「ゲーム」。なぜ、老若男女問わず、これほどまでに「病みつき」になってしまうのだろうか?あまりにも巧妙にデザイン、製品設計されているために、我々に気づかれることなく時間とお金と人間関係を奪うゲームの内幕に迫る。

第2回
iPhone依存/フェイスブック依存――「ゲーム化」するテクノロジーが僕らをハメる
つい触ってしまうiPhone。「友達」の投稿をチェックしたくなるツイッターやフェイスブック。なぜ私たちはただの「ガジェット」にこれほど夢中になるのか?我々の時間を浪費させ、人間関係を「モノ化」するスマホとSNSが、いかに病みつきにさせるデザインとなっているのか、その実態に迫る。

第1回
カップケーキ、iPhone、鎮痛剤――21世紀をむしばむ「3種の欲望」とは?
iPhone、フラペチーノ、危険ドラッグ、フェイスブック、ゲーム、オンラインポルノ……。私たちはなぜこうも簡単に「病みつき」になるのか?人の欲、意志の弱さにつけ込むテクノロジーを駆使した「依存症ビジネス」の最強最悪のビジネスモデルを、自らもアルコール依存に陥っていた記者が暴く!
