松崎のり子
相変わらずインバウンド需要は堅調だ。一時、インバウンド需要のあおりを受けてビジネスホテルの宿泊料金が高騰し、出張族を直撃したが、今はどうなっているのだろうか。消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏が解説する。

忘新年会シーズンを迎え、会社・仕事関係、あるいは友人・知人関係と宴会をしていることだろう。でも気になるのが予算。宴会の予算は会社関係が5000円+アルファ、友人・知人が4000円までが多いようだ(リクルートライフスタイルの調査)。では、コスパのいい宴会をどこでやれば満足できるか、1人3000円以下で済む穴場を紹介する。

100円ショップと聞くと、100円=安いというイメージが強いため、私たちは「ここの商品全部が100円で買えるのか!よそで買うより安いに違いない!」と思ってしまい、一品一品の価格を吟味することはない。でも、本当に安いといえるのだろうか。賢い消費者となるために、100円ショップで買うと高くつく物は何かについて考えてみよう。

ビジネスパーソンの中で「小遣いが足りない」と嘆いている人は、職場近くのコンビニでカップ麺やペットボトルのお茶、おやつ類を買っていないだろうか?もし、近くにドラッグストアに同じ商品があれば値段をチェックしてみよう。商品によっては半値前後で買えるお得なものもある。それにしても、なぜドラッグストアはコンビニと比べ激安で買えるのか――?

経産省の旗振りで始まったプレミアムフライデー。これは個人消費喚起のための声かけであり、居酒屋や飲食店も、ひとまずこれに乗っかったサービスを打ち出したが、お世辞にも成功しているというモデルの話は聞こえてこない。ではどんな時に人はお金をつい使ってしまうのか、その心理につけ込む店側の戦略について考えてみることにしよう。
