本間良子
かゆみをともなう湿疹をはじめ、様々な炎症を引き起こしやすい「アトピー体質」。最新の遺伝子検査では、アトピー体質の人は、かゆみ物質(ヒスタミン)を分解しにくく、体内にヒスタミンがあり余っている状態だということが判明しました。しかし、ヒスタミンは悪いことばかりではなく、アトピー症状がおさまれば、皮膚と脳の機能がアップするなどプラスに働く物質でもあるのです。

認知症にならないようなスッキリした脳をつくるためにできることは、「体に負担になるもの、脳に悪影響を与える要素をなるべく入れない」「毒素はためずに、こまめに出す」など、とてもシンプルである。

近年、認知症の患者は増え続けている。厚生労働省によると、2025年にはその数は700万人を超えるとされており、これは65歳以上の5人に1人が認知症になる計算だ。一方で、年をとってもいつまでも見た目が若々しく、頭の回転が速い人もいる。このように、認知症になる人とならない人では、一体何が違うのだろうか。
