アトピー体質アトピー体質、かゆみ物質・ヒスタミンをためやすい人が持つ意外な脳力とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

かゆみをともなう湿疹をはじめ、様々な炎症を引き起こしやすい「アトピー体質」。最新の遺伝子検査では、アトピー体質の人は、かゆみ物質(ヒスタミン)を分解しにくく、体内にヒスタミンがあり余っている状態だということが判明しました。しかし、ヒスタミンは悪いことばかりではなく、アトピー症状がおさまれば、皮膚と脳の機能がアップするなどプラスに働く物質でもあるのです。そこで今回は、日本抗加齢学会専門医である本間良子さん・本間龍介さんの新刊『最新の遺伝子検査でわかった アトピーが消えるたった1つの方法』(青春出版社)から、ヒスタミンをためやすい人が持つ意外な脳力について具体例とともに抜粋紹介します。

アトピー体質「ヒスタミン度」をチェック!

 次の症状について、あなたはいくつ当てはまりますか?

□ 目・耳・鼻などがかゆくなりやすい。
□ 鼻水、鼻づまり、くしゃみをしやすい。
□ ブリやサバなどの魚を食べて、じんましんが出たことがある。
□ マンゴーやキウイフルーツなど南の果物を食べるとかゆくなる。
□ トマトやホウレン草、アボカドなどの野菜を食べるとかゆくなる。
□ 腸が弱く、下痢をしやすい。
□ 胃痛や吐き気が起こりやすい。
□ 不眠症(眠れない、夜中に何度も目が覚めてしまう)。
□ 頭痛やめまいが起こりやすい。
□ 動悸がしやすい。
□ メンタル面で不安になりやすい。
□ 神経質でイライラしやすい。すぐキーッと感情的になりやすい。