
ヤマザキマリ
ヤマザキマリも現代日本で実体験!?『テルマエ・ロマエ』の古代ローマで語られた「悪にまつわる珠玉のラテン語格言」
古代ローマを描く漫画家と、気鋭のラテン語研究者が語りあう、ラテン語格言の数々。古人が残した「悪人を許す者は善人を害する」、「噂、これ以上速く進む悪は存在しない」、「蛇が草のなかに隠れている」を吟味すれば、古代ローマも現代ニッポンも、「人と社会」は何ら変わらないということが見えてくる。本稿は、ヤマザキマリ・ラテン語さん著『座右のラテン語 人生に効く珠玉の名句65』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

SNSでしか自己主張できない人々にうんざり…ヤマザキマリが“小心者”に教えてやりたい「珠玉のラテン語格言」とは?
「短いながらも深い」ラテン語格言の魅力を伝えるのは、古代ローマを描く漫画家・ヤマザキマリと、気鋭のラテン語研究者であるラテン語さん。SNS上で匿名アカウントを使い、自己承認欲求を炸裂させている人たちの振る舞いにウンザリしている両者が、これぞ現代への警句と喝采したのは、サッルスティウスの「そう見られることよりそうであること」。その意味するところとは?本稿は、ヤマザキマリ・ラテン語さん著『座右のラテン語 人生に効く珠玉の名句65』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

自由恋愛すぎる古代ローマ時代、コロシアムで女性の気を引くための「世界最古のナンパ指南書」とは?
古代ローマを描いてきた漫画家・ヤマザキマリと、気鋭のラテン語研究者・ラテン語さんが、心に響くラテン語の格言を紹介。古代ローマの人々がいかに恋愛に奔放でおおらかだったのかを、2人が選び抜いた至言とともに伝える。本稿は、ヤマザキマリ・ラテン語さん著『座右のラテン語 人生に効く珠玉の名句65』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

続くSNSでの誹謗中傷。コロナ禍で閉じこもる生活の中、その過激さはさらに増し、もはや社会問題化しつつある。1年の半分をイタリアで暮らしてきた世界派の漫画家・ヤマザキマリ氏は、言葉の持つ「暴力性」を、日本人はいまだに使いこなせていないのではないかと鋭く指摘する。

イタリアでは、中国人が多い北部地域から新型コロナの感染が拡大し、医療崩壊まで引き起こす事態となった。しかし多くのイタリア人は、中国人への反感を何ら抱いていないという。その意外な理由とは何か。漫画家で文筆家のヤマザキマリ氏が、現地で見聞きした体験を基に語る。
