
阪上亮太
菅首相辞任に伴う自民党総裁選では、誰が新総裁となっても日本株に好影響。さらに、政局以外にも3つの買い材料がある――。そのように考える根拠を、JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストが解説する。

米国の金融緩和縮小が、国内外の株式市場の重荷になるとの観測が浮上している。だが、JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストはこの見方に異議を唱え、むしろ米国の「実質金利」との関係から、日本株の追い風になる可能性を指摘する。

コロナ禍は図らずも、日本企業の高コスト体質を浮き彫りとした。ただコスト抑制の動きが今後も続けば、収益性を抜本的に引き上げる潜在力を秘めている。その理由について、日本と欧米のROE(自己資本利益率)構造の比較を通じて明らかにした。

人気ストラテジストとして知られるJPモルガン証券の阪上亮太氏は、日本株が一進一退の相場展開をたどる今、高配当銘柄や自社株買いを行う銘柄の投資妙味が高まっていると分析する。その理由とは何だろうか。

株式市場が活況を呈する中、最近では強気論も勢いを増している。だが、人気ストラテジストとして知られるJPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは3つの理由から、日本株は目先でピークを迎えるとの見方を示す。
