香取照幸

香取照幸

上智大学教授/未来研究所臥龍 代表理事

上智大学総合人間科学部教授、一般社団法人未来研究所臥龍代表理事。1980年、厚生省(現厚生労働省)入省、政策統括官(社会保障担当)、年金局長、雇用均等・家庭局長を歴任。介護保険制度、子ども子育て支援法、GPIF改革、社会保障・税一体改革などに関わった。2016年退官、17年から20年まで駐アゼルバイジャン共和国日本大使。20年4月から現職。著書に『教養としての社会保障』『民主主義のための社会保障』など。1956年生。

「構造的賃上げ」や「生産性革命」を実現できない企業・経営者は市場から退出を
香取照幸
生産性や賃金引き上げの鍵は経営者が技術や労働力、資本を使ってイノベーションを起こし付加価値を生み出すかにかかっている。岸田首相が掲げる「構造的賃上げ」実現の真の宛名人は経営者と企業だ。
「構造的賃上げ」や「生産性革命」を実現できない企業・経営者は市場から退出を
参院選後の「包括的子育て支援」の新制度創設で重要な2つの原則
香取照幸
全世代型社会保障改革の目玉である「一元的・包括的子育て支援制度」の構築では、全ての子育て家族に育児休業と保育サービスを一体化して権利として保障することと財源を社会全体で連帯して拠出することが必要だ。
参院選後の「包括的子育て支援」の新制度創設で重要な2つの原則
民主主義を危機にさらしているのはロシアの軍事侵攻だけではない
香取照幸
ロシアのウクライナ侵攻は、戦後国際秩序を支えてきた自由と民主主義という価値観の危機といえる。だが、民主主義を危うくしている要因は格差拡大による社会の不安定化や分断など、民主主義国家の中にもある。
民主主義を危機にさらしているのはロシアの軍事侵攻だけではない
「新しい資本主義」の鍵は社会保障、分配の歪みは日本の成長を阻害する
香取照幸
日本の成長の壁は、所得格差や民間部門の過剰貯蓄などの「分配の歪み」だ。社会保障政策はその歪みを是正するだけでなく、健康や保育などの新たな有効需要を生み出し、「分配と成長の好循環」の出発点になる。
「新しい資本主義」の鍵は社会保障、分配の歪みは日本の成長を阻害する
格差と成長と財政の「三重苦」、総選挙で求められる“まともな”政策論
香取照幸
総選挙で各党に問われているのはコロナ禍でも浮き彫りになった格差の問題と成長の在り方をどう考え、そして財政をどう機能させるかだ。「バラマキ公約」ではなく責任ある政策論が求められる。
格差と成長と財政の「三重苦」、総選挙で求められる“まともな”政策論
「コロナ戦争」後の復興に役立つ戦争体験世代のリアリズム
香取照幸
終戦から76年、戦争体験を持つ明治・大正生まれの人たちは年々少なくなるが、コロナ後の社会の立て直しでは戦後復興を支えたこの世代の人間と社会へのリアルな現実認識を学ぶことだ。
「コロナ戦争」後の復興に役立つ戦争体験世代のリアリズム
強権的なコロナ封じ成功で広がる「強い指導者」求める機運、揺らぐ民主主義
香取照幸
中国が強権的な手法で新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めたこともあって「強い指導者」を求める機運が世界で強まる。ポストコロナの世界で民主主義は国際社会の普遍的原理であり続けられるのか。
強権的なコロナ封じ成功で広がる「強い指導者」求める機運、揺らぐ民主主義
「もう1つのガラパゴス」問われる日本企業の人権問題への感性
香取照幸
ウイグル族の人権抑圧問題への日本企業の反応が鈍い。人権問題は今や「グローバルイシュー」であり、企業も世界が直面する問題への姿勢が問われる時代になったことに気づくべきだ。
「もう1つのガラパゴス」問われる日本企業の人権問題への感性
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