2023.3.9 DXの実務を推進する組織と人材 DXの実務は、あらゆる経営スキルを総合的に実践しなければならない「総合格闘技」のような世界です。そのため、“DX人材“と呼ばれる担当者には、広範囲にわたる知識・技術・経験が必然的に求められます。逆に、そのような人材が不在な中でDXの実務…
2023.3.2 機械学習システムとDX AIそのものを理解しただけでは、DXの実務で活用することはできません。DXの実務では、前回の第8回で解説したAIのコアとなる「予測モデル」を「機械学習システム」に実装する必要があり、そのためには多くの技術と関係者が必要です。また、その継続…
2023.2.22 AIモデルとDX DXによる経営/事業改革において、AIには非常に大きなポテンシャルが秘められていることは、もはや言及するまでもありません。しかし、その「AIそのもの」がどのように構築され、いかにして駆動しているかを理解することなしには、実務で活用しても…
2023.2.16 DXの具体的実務:AI活用に向けたデータ基盤の構築 DX推進においては、KPI管理だけでなく、データ活用によるシステム強化、AI開発などデータを起点とした施策創出/事業改善強化が、常に求められます。そのためには前提として、施策創出/事業改善強化のエンジンとなる、データ基盤の構築が不可欠です…
2023.2.9 DXの具体的実務:KPIの落とし込み DXは、データ起点で経営を改革していく取り組みです。その大きな強みの一つは、あらゆる活動の効果を、定量的かつ常時計測可能な「KPI」に落とし込めることでしょう。しかし、DXの実務では従来型のKPIとは異なり、技術的観点を熟知したうえでのKPI…
2023.2.2 DXの難易度を左右する3つの要素 DX戦略の構築後、いよいよDXの実務が推進されます。その際、留意すべきは“small start, quick win”です。小さく始め、確実に成功体験を積み上げて、徐々に大きな成果を、DXを通じて実現する。そのためには、どのようなステップアップをしていくべ…
2023.1.26 DXを推進するための「フレームワーク」 オンラインとオフラインの活動を統合して、経営ビジョンをDX化する動きが活発化しています。NTTドコモやソフトバンク、楽天などの携帯キャリアが、dポイントやPayPayポイント、楽天ポイントをフル活用する「OMO」施策などが典型例です。その成否は…
2023.1.19 DX実現へのロードマップ DXの実務に取り掛かろうとすると、巻き込むメンバーや組織が広範になるため、多くの関係者と合意形成をしながら進めなければなりません。その合意形成を少しでも円滑かつ計画的に行い、無駄なコストを極小化するためにも、事前に固めるべきポイント…
2023.1.12 DXにおける課題の発見と解決 DXの実務では、施策ありきの活動が目立ち、本質的な課題解決から遠ざかった取り組みが絶えません。DXは、あくまで手段です。目指す姿を見定め、それを実現するための一つの手法としてDXを活用しなければなりません。連載第2回は、安易な施策導入に…
2022.12.23 DXの成否を決定づける「データ利活用サイクル」 DX(デジタルトランスフォーメーション)をいかに実現し、企業価値向上に結実させるか。この課題の解決策を、技術者ではない一般のビジネスパーソン向けに著した『DXの実務』(英治出版、2022年)が好評である。副題の「戦略と技術をつなぐノウハウ…