内田 樹

神戸女学院大学名誉教授

うちだ・たつる/1950(昭和25)年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。著書は『現代思想のパフォーマンス』、『街場のメディア論』、『修行論』(以上、光文社新書)、『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)、『街場の読書論』(太田出版)、『複雑化の教育論』(東洋館出版社)など多数。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰。

「大きな声ではっきり意見する子」が信用ならないワケ、学校教育で最も大事なこと
内田 樹
学校教育の場では教師から「大きな声で、はっきりと自分の思いを伝えてみよう」と促される場面が多い。しかし、思想家・内田樹氏はそこにNOを突きつける。内田氏はむしろ「学校教育では自分のヴォイスを見つけることが必要だ」と指摘する。他者の請け売りではない、本当の自分の意見を伝えるための『ヴォイス』の見つけ方とは?※本稿は、内田 樹『勇気論』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
「大きな声ではっきり意見する子」が信用ならないワケ、学校教育で最も大事なこと
戦争からカルト問題まで、日本人はなぜ「だまされた被害者」になりたがるのか?
内田 樹
安倍晋三元首相暗殺事件を機に噴出した統一教会問題の発生から2年が経った。さまざまな議論の中で飛び交ったのは「わたしはだまされていた」という声。だが、そうした人たちに責任は全くないのだろうか。かつて敗戦直後、自らの無知を理由に戦争責任を忌避しようとする人たちをきびしく批判した人がいた。その人の名は伊丹万作。映画、エッセイとメディアを縦横無尽に駆け回った鬼才伊丹十三の父である。伊丹氏は「騙し合い」の日本史を作り続ける我々に疑問を投げかける。※本稿は、内田 樹『勇気論』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
戦争からカルト問題まで、日本人はなぜ「だまされた被害者」になりたがるのか?
「本当の勇気がある人」ってどんな人?→孔子の答えが目から鱗だった!
内田 樹
「人生には勝ち負けしかない」。この世に出回っている数多のビジネス本や自己啓発本で飛び交うこの言葉だが、それに一石を投じる考え方が、2500年以上前に孔子とその弟子によって成立した「論語」の中にある。「論語」の中で「理のない戦いでは、弱者に負けることも勇気の1つだ」と孔子は語っていた。圧倒的優位の戦いにおいても、なぜ孔子は弟子に『理が無ければ「敗けろ」』と教えたのか?※本稿は、内田 樹『勇気論』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
「本当の勇気がある人」ってどんな人?→孔子の答えが目から鱗だった!
ウチダ先生に質問しました。日本人にとって「自由」とはなんですか?
内田 樹(哲学者、武道家)
世界がせせこましくなっている最近、それに伴って自由が消えていく気配がある。そこで、武道家で哲学者の内田樹さんに、日本人にとっての「自由」とはなにか、尋ねてみた。
ウチダ先生に質問しました。日本人にとって「自由」とはなんですか?
ギフトの定義
内田 樹
ギフトとはなにか?贈与経済について、沈黙交易について、反対給付義務と霊的な力について、才能は天からの贈り物、贈り物はいつでもミスマッチなどなど。哲学研究者にして思想家、そして倫理学者であり武道家でもある内田樹さんにおききしました。
ギフトの定義
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