結城康博

社会福祉学者

ゆうき・やすひろ/1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院修了(経済学修士、政治学博士)。1994~2007年、東京都北区、新宿区に勤務。この間、介護職、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員として介護関連の仕事に従事(社会福祉士、介護福祉士)。現在、淑徳大学総合福祉学部教授(社会保障論、社会福祉学)。元社会保障審議会介護保険部会委員。著書は『日本の介護システム――政策決定過程と現場ニーズの分析』(岩波書店)、『医療の値段』『介護 現場からの検証』『在宅介護――「自分で選ぶ」視点から』(以上岩波新書)、『介護職がいなくなる――ケアの現場で何が起きているのか』(岩波ブックレット)ほか多数。

要介護の認定は運次第!認定率の「高い自治体」「低い自治体」の歴然たる格差
結城康博
心身の症状が軽い「要支援1・2」と介護が必要な「要介護1~5」との7段階に区分される介護保険制度。現場で介護に従事していた筆者いわく、要介護の認定結果は一部「運」次第な部分もあるのだとか。軽く判定されてしまわないために押さえておくべきポイントとは?本稿は、結城康博『介護格差』(岩波新書)の一部を抜粋・編集したものです。
要介護の認定は運次第!認定率の「高い自治体」「低い自治体」の歴然たる格差
国民年金だけでは「老後6000万円問題」になる当然の理由
結城康博
かつて話題になった“老後資金2000万円不足問題”。老後は夫婦で2000万円の預貯金が必要というものだが、この額は夫が厚生年金受給者、妻は国民年金受給者といった想定だ。それゆえ共に国民年金受給の場合ではとても足りず、単純計算で6000万円ほど必要という計算になってしまうという――。本稿は、結城康博『介護格差』(岩波新書)の一部を抜粋・編集したものです。
国民年金だけでは「老後6000万円問題」になる当然の理由
「介護保険を滞納した人」を待ち受ける過酷なペナルティーとは?
結城康博
65歳以上の「第1号被保険者」は市町村に介護保険料を納めることになっているが、年金が少なく生活保護も受けない層は、経済的な困難から滞納に追い込まれやすく、結果として介護サービスを受けられなくなるという悪循環に陥るケースも少なくない。所得格差によって利用の公平性が損なわれている介護保険の現状に迫る。本稿は、結城康博『介護格差』(岩波新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「介護保険を滞納した人」を待ち受ける過酷なペナルティーとは?
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