岡田温司

京都精華大学大学院特任教授

1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。専門は西洋美術史・思想史。著書に、『もうひとつのルネサンス』(1994)、『ルネサンスの美人論』(1997)、『モランディとその時代』(2003/吉田秀和賞、以上、人文書院)、『ミメーシスを超えて』(勁草書房、2000)、『マグダラのマリア』(中公新書、2005)、『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』(2006)、『フロイトのイタリア』(2008/読売文学賞、以上、平凡社)、『半透明の美学』(2010)、『映画は絵画のように』(2016、以上、岩波書店)、『映画とキリスト』(2017)、『映画と黙示録』(2019)、『ネオレアリズモ』(2022、以上、みすず書房)など。編著に、『カラヴァッジョ鑑』(人文書院、2001)、編訳著に、『ジョルジョ・モランディの手紙』(みすず書房、2011)など。訳書に、ロンギ『芸術論叢』(全2巻、監訳、中央公論美術出版、1998/1999)、アガンベン『中味のない人間』(共訳、人文書院、2002)、『スタンツェ』(ありな書房、2008)、『イタリア的カテゴリー』(共訳、みすず書房、2010)、『開かれ』(共訳、平凡社/平凡社ライブラリー、2011)、クレーリー『24/7眠らない社会』(共訳、NTT出版、2015)など。

「わたしは子を産む女のようにあえぎ…」旧約聖書の父なる神の「母性」とは?
岡田温司
キリスト教による「聖霊」とは三位一体論の第三位格を意味する。男性中心主義的な教理が残る宗教の世界では「聖霊」は男性だと捉えられることも少なくない。しかし、「聖霊=聖母マリア」であるという記述も多く見つかっている。もしも聖霊が女性だとしたら?西洋美術研究者である岡田温司氏がこの謎に挑む。※本稿は、岡田温司『キリストと性:西洋美術の想像力と多様性』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。
「わたしは子を産む女のようにあえぎ…」旧約聖書の父なる神の「母性」とは?
キリストの傷痕、見方によっては…美術史家が指摘する「意味深」なウラ解釈とは?
岡田温司
聖痕。それはイエス・キリストが磔刑になった際についたとされる傷のことを意味する。様々な画家によって聖痕の解釈は異なるが、実は聖痕を女性器と見立てた図が中世には多く描かれている。何故画家たちは聖痕を女性器と見立てたのだろうか?西洋美術史家・岡田温司氏がその謎に挑む。※本稿は、岡田温司『キリストと性:西洋美術の想像力と多様性』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。
キリストの傷痕、見方によっては…美術史家が指摘する「意味深」なウラ解釈とは?
ダ・ヴィンチ・コードで物議を醸した「最後の晩餐」の謎…女性のような弟子は誰なのか?
岡田温司
日本でも大きな話題を呼んだダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』。その中で物議を醸したのが「最後の晩餐」の解釈だ。キリストの右隣に座っている人物を従来の弟子ヨハネではなく、マグダラのマリアだと解釈したのだ。何故作者であるダン・ブラウンはその解釈を選んだのか?「最後の晩餐」に隠された謎に美術研究者・岡田温司氏が迫る。※本稿は、岡田温司『キリストと性:西洋美術の想像力と多様性』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。
ダ・ヴィンチ・コードで物議を醸した「最後の晩餐」の謎…女性のような弟子は誰なのか?
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