江口祐子
「MARCH付属校」から大学で早慶にジャンプアップする子の「切り札」
大学入試は、親世代とは異なる姿に変わりつつある。「一般選抜」(いわゆる筆記試験中心の入試)よりも、「総合型選抜」(旧AO入試)と「学校推薦型選抜」を合わせた受験者の方が多くなっているのだ。そこで今、中学受験の段階において“大学入試を見据えた戦略”も重要な視点になるという。どういう意味か? 数多くの総合型選抜合格者を指導してきたAlternative Academy™代表・講師の河合雄介さんに話を聞いた。

慶應SFCのAO入試「たった3週間で合格できる子」と「スポーツで全国レベルなのに不合格になる子」の決定的な違い
大学入試といえば学力で合否が決まる一般入試のイメージが根強いものの、実は今、「総合型選抜」(旧AO入試)や学校推薦型選抜が全体の半数以上を占めている。しかし、「制度が複雑でよくわからない」「どんな準備をすればいいの?」と戸惑う子や保護者、先生は少なくない。総合型選抜で合格するための基本とノウハウとは。数多くの総合型選抜合格者を指導してきた河合雄介さんに話を聞いた。

「麻布、54?」「桜蔭が56って、え…?」いま、中学受験界隈のSNSで偏差値に関する投稿が話題だ。これまで「80%偏差値」(合格可能性80%のライン)を公表していた中学受験塾大手SAPIXが、2025年入試用の資料として「50%偏差値」(同50%のライン)を突如公表。最難関校のハードルが下がった印象から、「これならワンチャン受かるかも」と受験生と保護者が浮足立っている。専門家の話を聞きながら、偏差値の意味と中学受験の戦略を再考してみたい。

中学受験でわが子の成績が伸びず、「今の塾を続けていいのか」「塾を変えた方が良いのでは」と悩む親も多いだろう。どのように塾を選び、勉強すれば、志望校に合格できるのか。2万人以上の子どもを直接指導してきた「探求学習」の第一人者、知窓学舎塾長の矢萩邦彦さんに話を聞いた。
