岸 俊光

一般社団法人アジア調査会常務理事・事務局長

1961年生まれ。毎日新聞東京本社学芸部長、論説委員を経て現職。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。著書に博士論文を改稿した『核武装と知識人――内閣調査室でつくられた非核政策』(勁草書房、国際安全保障学会最優秀出版奨励賞〈佐伯喜一賞〉)など、編著に志垣民郎著『内閣調査室秘録――戦後思想を動かした男』(文春新書)、監修・解説に『内閣調査室海外関係資料「焦点」』全36巻(ゆまに書房)がある。

たった650万円の予算で始まった内閣情報調査室、わずか4年で1億超え…その驚きの「金の使い方」とは?
岸 俊光
戦後に誕生した日本の情報機関「内閣情報調査室(内調)」。その存在がまだベールに包まれていた1950~60年代、著名な学者や研究者に対し、巨額の委託費がひそかに支払われていた。なぜ内調は知識人に大金をつぎこんだのか?その深い関係に迫る。※本稿は、岸 俊光『内調――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
たった650万円の予算で始まった内閣情報調査室、わずか4年で1億超え…その驚きの「金の使い方」とは?
日本人抑留者をスパイに仕立てあげたソ連の手口とは?吉田茂元首相が恐れた共産陣営の「浸透」工作の実態
岸 俊光
戦後の日本はスパイ天国だったと語られることが多いが、それはすこしだけ違う。中国やソ連による“赤い情報工作”が進むなか、総理直属の内閣調査室は敵陣営の動きを正確に把握。冷戦初期のシビアなかじ取りに四苦八苦する吉田茂首相(当時)に、内外の情勢報告を上げていたという。※本稿は、岸 俊光『内調――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
日本人抑留者をスパイに仕立てあげたソ連の手口とは?吉田茂元首相が恐れた共産陣営の「浸透」工作の実態
ALSOK創業者が首相に直訴!日本にも諜報機関が必要な理由「弱いウサギには大きな耳がある」
岸 俊光
「日本にもCIAのような情報機関が必要だ」と自分が吉田茂元首相に進言したと語るのは、のちにALSOKを立ち上げた村井順。だが、アメリカのスパイ組織が関わっていたという説もあり、1971年には『週刊文春』がその裏側を報道。村井はすぐさま反論文書を出し、真っ向から否定した。内閣情報調査室(内調)の生みの親は誰なのか?※本稿は、岸 俊光『内調――内閣情報機構に見る日本型インテリジェンス』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
ALSOK創業者が首相に直訴!日本にも諜報機関が必要な理由「弱いウサギには大きな耳がある」
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