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堀越英美
「意識高い大学生」にイラッ…『ライ麦畑』じゃないサリンジャーの名作を読んだら胸がスッとした
まだ社会に出ていないのに、やけに達観したような大学生の会話にモヤッとしたことはないだろうか。そんな違和感を鮮やかに言語化したのが、J.D.サリンジャーの小説『フラニーとズーイ』だ。知性や個性を誇示するほど、かえって凡庸に陥ってしまう――そんな若者の自意識を痛烈に描いた名作から、「意識高い系」の思考の正体を読み解く。※本稿は、文筆家の堀越英美『あなたのモヤモヤに効く世界文学 恋愛から仕事、親子関係、中年危機まで』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

なぜ「完璧な母」ほど家族に距離を置かれるのか?アガサ・クリスティーが描いた“残酷な真実”
夫の仕事をサポートし、子どもの健康を支え、ご近所づきあいも完璧にこなす。そんな母が理想の専業主婦の形だと言う人もいるが、それが家庭円満につながるとは限らない。実際、アガサ・クリスティーの名作『春にして君を離れ』のジョーンは完璧な母親そのものだったが、どんどん孤独を深めていく。ジョーンから学ぶ、家族の絆を深める生き方とは?※本稿は、文筆家の堀越英美『あなたのモヤモヤに効く世界文学 恋愛から仕事、親子関係、中年危機まで』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

「中年の孤独」を救う『ロビンソン・クルーソー』の「しびれる一文」
若い頃と比べて、言いようのない寂しさを感じたことはないだろうか。何かに熱中することも減り、気づけば1人で過ごす時間ばかりが増えていく…。しかし、こうした悩みは誰もが経験するものだ。世界文学の名作『ロビンソン・クルーソー』を読み解くと、中年の孤独をどのように解消すればいいかが見えてきた。※本稿は、文筆家の堀越英美『あなたのモヤモヤに効く世界文学 恋愛から仕事、親子関係、中年危機まで』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
