「人生をもっと良くしたい」「人間関係や日々の選択に疲れている」と感じていませんか? 実は、人生を劇的に好転させる人たちには、共通する心の持ち方や行動の習慣があります。他人に振り回されず、自分らしく幸福度を上げるための「5つの共通点」をご紹介。少し意識を変えるだけで、驚くほど毎日が軽やかになり、自分の人生を愛せるようになるヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)

【精神科医が教える】人生が好転する人の共通点・ベスト5Photo: Adobe Stock

人生が好転する人の共通点・ベスト5

今日のテーマは「人生が変わる5つの魔法」です。1つ1つのテーマだけで本が1冊書けるほど非常に濃いポイントですが、今回はコンパクトにまとめてお伝えします。それでは、早速いきましょう。

1. 必要なことだけ残す:自分の人生を最適化する

1つ目は、不要なモノやコト、そして人間関係を思い切ってカットしていくことです。

これが上手な人は、ときどき部屋を見渡して「捨てられるものはないかな」と考え、ポンポンと手放していきます。そうすると部屋がスッキリし、管理する手間も省けます。何より、捨てることで余計なことに意識を向けなくて済むのが大きなメリットです。

たとえば、LINEの友達リスト。長期間まったく連絡を取っていない人がいれば、思い切って整理するのも一つの手です。義理で顔を出しているけれど全く楽しくない集まりなども、ちゃんと断る勇気を持ちましょう。

人生は、放っておくといろいろなものが付加され、ごちゃごちゃになってしまいます。人間の脳の神経回路も、ある時期までは爆発的に増えますが、その後は不要なものを削ぎ落として環境に最適化されていきます。自分の人生を自分に最適化するためには、定期的に不要なことを手放す必要があります。

「もったいないから」「いつかやるから」と先延ばしにせず、意識的に不要なものを手放していきましょう。

2. 自分軸:自分が納得できる選択をする

自分軸」は、とても大切です。自分軸とは、自分が納得するように行動し、発言することです。

私たちは毎日、無意識のうちにたくさんの決断をしています。しかし、「人に嫌われたくない」「空気が読めないと思われたくない」「評価が下がるかもしれない」といった理由で、本当は腑に落ちていないのに選んでしまっていることはありませんか?

そういった選択はもうやめましょう。自分が心から納得できる、あるいは納得できる形になってから決断することが大切です。これを意識していかないと、「いったい何のために、誰のために生きているのかわからない」という状態になってしまいます。自分の足で、自分の人生を歩んでいるという実感が、幸せへと繋がるのです。

3. バウンダリー(自他境界線):問題の切り分けをする

最近よく耳にするようになったのが「バウンダリー」です。これは、「自分の問題」と「他人の問題」をしっかり分けるということです。

よくあるのが、他人が解決すべき問題なのに、自分のことのように抱え込んで「なんとかしなきゃ!」とパニックになってしまうケースです。基本的に、他人のことはコントロールできません。だから、うまくいくはずがないのです。

今抱えているその悩みは、「本当に自分の問題なのか?」それとも「相手の問題なのか?」を冷静に見極めましょう。自分の問題であれば自分で変えられますが、相手の問題であれば「それは相手次第だよね」と割り切る。そうやって線引きをすることで、頭の中が整理され、他人に振り回されることが劇的に減ります。