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第235回
2型糖尿病発症にも民族差 アジア系は「BMI23」でリスク
今年はじめに発表された米糖尿病学会(ADA)の診療ガイドラインで、アジア系米国人は他民族よりも低BMI(体格指数)で2型糖尿病を発症することが明記された。米国では、BMI25以上の肥満気味(日本では肥満)になると、血糖値の検査を受けるよう促される。
第230回
糖尿病で脳老化が加速 血糖コントロールで歯止めを
2014年11月の「世界糖尿病デー」に合わせて国際糖尿病連合が発表したデータによると、14年現在、世界の糖尿病患者人口は3億8670万人。20~79歳の成人に限れば、12人に1人が糖尿病患者だ。日本の成人糖尿病患者は721万人で、世界ランキング10位。30年には1000万人を超えると予測されている。
第182回
白米onlyより玄米+豆を 世界糖尿病学会の報告から
年末年始の暴飲暴食の影響が残っている皆さん──特に2型糖尿病or予備軍の方は意識して健康的な食習慣に戻しましょう。昨年末に開催された世界糖尿病学会から食に関する話題を。
第179回
20歳以降の10kg増に注意 今が適正体重でも糖尿病リスク
20歳以降に10キログラム以上太ると、糖尿病の発症リスクが3倍になるようだ。東京大学は公衆衛生学教室の報告から。調査対象は、36~55歳の日本人男女1万3700人で、このうち、男性が2962人だった。健康診断の数値を5年追跡し、その間の糖尿病発症率と体重変化の関係を分析している。
第169回
果物ジュースはかえって裏目!?糖尿病予防なら丸ごと果物
野菜と果物は体によいが、食べるのが面倒──なので果汁飲料を愛用する諸兄も多いだろう。ところが、これが裏目に出るらしい。8月、英国の医学誌「BMJ(オンライン版)」に掲載された米ハーバード公衆衛生大学院の研究グループの報告から。
第155回
人工甘味料でも糖尿病リスク ダイエット飲料の過飲に注意
健康的、のコンセプトで次々に登場している「ダイエット飲料」。特に人工甘味料を使ったカロリーゼロ系の炭酸飲料はすっかり定着した感がある。ところが、最近人工甘味料に関する警告的な研究報告が相次いだ。
第144回
糖尿病予備群に朗報?強い運動なしでリスク減少
糖尿病の発症予防には週に150分以上のウオーキングなり何なりが効果的。わかっちゃいるけどムズカシイ…と半ば開き直っている諸氏に朗報か?
第118回
糖尿病リスクか心疾患死か脂質異常症治療薬─○○スタチン
世界で最も売れている脂質異常症の治療薬──○○スタチン(○○に入る名称は現在、7種類)。悪玉コレステロール値が高いメタボ中高年諸氏にはおなじみの薬だろう。肝臓でのコレステロール合成を妨げる薬で、1970年代に日本の遠藤章氏らが発見した。
第107回
糖尿病の予防に効果的なのは?筋トレ vs 有酸素運動
そろそろ秋の検診シーズン。残暑が遠のくとともに「脱メタボ」を目指して運動を始める人も多いだろう。ウオーキングなどの有酸素運動の効用は誰しも認めるところだが、続かないのが難点。ただ、肝心の疾病予防効果については有酸素運動の「補完」程度の認識だった。
第105回
その「おかわり」が危険です白米食べるほど、2型糖尿病に!?
白いご飯がないと物足りない人には少し厳しい話かもしれない。先日、英医学雑誌の「BMJ」に「白米の消費量が増えるほど2型糖尿病の発症リスクが上昇する」という結果が掲載された。
第102回
この数年は新薬ラッシュ尿からの糖排泄促進薬も糖尿病治療薬
現在、全世界の糖尿病患者は2億5000万人。しかも毎年、700万人(10秒に1人)が新たに糖尿病を発症、このままでいくと2025年には患者数が3億8000万人を超えると予想されている。
第97回
発症予備軍ほど効果が大マグネシウムで2型糖尿病を予防
この5月17日からパシフィコ横浜で開かれていた「第55回日本糖尿病学会年次学術集会」で、マグネシウムが2型糖尿病の発症を予防する可能性が示唆された。1961年から続く世界的な疫学調査「福岡県・久山町研究」をベースにした九州大学環境医学分野の研究者らの報告。
第69回
糖尿病患者の血糖コントロールに使われるインスリン製剤。1型糖尿病では毎日、2型でも血糖値によっては自己注射が必要になる。注射のわずらわしさから吸入式製剤の実用化が待たれており、現在米国Mannkind社が臨床試験を進めている。
第49回
昔からゴーヤ(ニガウリ)は健康によい野菜として知られてきた。なかでも余分な脂肪を除去したり、血糖値を下げる働きに注目し、実際の治療に使われた例では、3ヵ月で体重・血糖値を正常値内にまで大幅に下げたケースもある。
第2回
どの職場にも糖尿病とその予備軍がいる時代。そして糖尿病ビジネスマンの4割以上が、気になる治療の副作用として「低血糖」を挙げている。血糖値をコントロールしつつ低血糖を防ぐために知っておくべきこととは?
第15回
血糖値が異常に高くなってしまうのが糖尿病だが、血糖値の上昇をもたらす要因は、過食、アルコールの飲み過ぎ、運動不足、過労などさまざま。いずれも現代人の生活と深くかかわっており、まさに現代病の典型ともいえる。糖尿病が怖いのは初期のうちは自覚症状がないため、気づかないうちにどんどん進行してしまうこと。そのため、健康診断による血糖値のチェックが欠かせない。
第23回
通勤歩行時間と糖尿病
日本糖尿病学会にて、通勤時の歩行時間が長いほど、糖尿病の発症リスクが軽減するという研究結果が報告された。会社の行き帰り、途中下車して1駅歩いてみよう。