「妻に1歳上の姉がいるのですが、自分より先に妹が結婚したことが気に食わなかったのか、結婚式や新居、新生活、果ては育児についてまで何から何まで口を出してきて大変でした。妻の母はシングルマザーだったため、義姉は自分を『妹の父親代わり』と思っていたようなのですが、私から見たら1歳しか違わないのに親のような顔をするし、『自分の近くに住め』とか『自分の仕事に必要だから子どもを貸せ』など、自分勝手でわがままなだけの人。自分が結婚したらしたで、夫婦仲がうまくいっているときはノロケ、うまくいってないときは愚痴を、しょっちゅう妻に電話してくる。義姉夫婦のけんかに巻き込まれることもしょっちゅうで、はっきり言って縁を切りたい」(30代男性)

良かれと思って口を出しているのかもしれないが、過干渉はトラブルの元。良好な関係を保ちたいのであれば、適度な距離を保つことも必要だ。

 「母方の親戚が『結婚はまだなのか?』『早く子どもを産まないと』と口うるさいです。『行き遅れてしまう』『高齢出産は障がい児が生まれる』など、明らかに差別的な言葉を口にする、時代錯誤も甚だしい人たちです。帰省する度に全員で総攻撃してくるので、かれこれ3年くらいは疎遠にしています」(30代女性)

 同様の事例はほかにも寄せられた。「結婚しない人間は一人前でない」といった旧来の価値観に縛られている人がいるのもわかる。価値観や考え方は一人ひとり違って当たり前だからだ。しかし、それを他人に押しつけたり、強制したり、その枠からはみ出た人を非難するのはおかしな話。距離をとりたくなるのも当然だろう。

顔を合わせれば金の無心
借りたら借りっぱなしの「ダメ人間」

 次は「親戚」×「金の貸し借り」という定番の組み合わせを見てみよう。「赤の他人ではないから……」と同情して金を貸すと、モンスター要素を兼ね備えた親戚のモンスター化を助長するおそれもある。

 「はとこの女性がお金にだらしないです。会う度に金の無心をしてくるので、本当にうっとうしい。2~3年前、彼女に3万円貸したことがあるのですが、未だに返ってきません。返済を要求すると『今金欠で』とか『もう少しだけ待って』と、のらりくらりとかわされておしまい。もう相手にしたくないです」(50代女性)

 さらに詳しく聞くと、この女性は20年以上前から「借りグセ」があったという。親戚に借金をしては浪費し、返済を求められると少額ずつ返したり、「今は無理」と泣いてごまかしたりするため、親戚中で「ダメ人間」と認定されているらしい。それでも、完ぺきに見捨てることができないのは、親戚という特殊な結びつきが関係しているのだろう。