――会社を起こすには、それなりの資金が必要です。インターネット関連に決めた要因は何ですか。

 自分で会社を創ろうと思ってはいましたが、例えば会社と言っても、八百屋さんだって立派な会社です。でも、今から普通の会社を作っても、大きく成長して、世界で活躍することは難しいと思いました。アメリカを見ていたし、その後、日本では携帯関連の仕事をしたので、将来的に世界で通用するような仕事をしたいと思いました。

 ただし、それでいて資本がそんなにかからないものには何があるかと、いろいろ調べてから、インターネット関連の企業を作ろうと思いました。最初に大きな元手がかからず、かつ最先端のビジネスモデルや技術によって、世の中の役に立てるもの。大きく世界で発展するには、「成長している市場」で、「成長している産業」で起業したいと思い、中国でインターネット関連ビジネスをしようと決めました。

 WEB制作、SEM(検索エンジンマーケティング)なら大した資本金もかからないし、成功してからまた資本を投入しようと思って、成功モデルの構築に努力しています。

 2006年当初、日本語、中国語、英語などが全部できるWEB制作の企業は北京にはそう多くはありませんでした。また、2010年現在でも北京でSEO(検索エンジン最適化)や、EC関連の事業を行っている日本企業はあまり多くありません。

 現在までに、無印良品、キューピー、北京大学日本研究センター等にWEB制作やSEMのサービスを提供しています。