
朝倉千恵子
新型コロナウイルスの影響は、当初は全く無関係だと思われていた人材育成業界にまで波及してきました。数多くの新入社員研修が中止の判断となっていますが、このまま何も教えられないまま社会に出ていくことが新入社員のためになるはずはありません。こんなタイミングだからこそ原点を振り返って、今できる新人育成を考えるきっかけになれば幸いです。

デジタル全盛時代こそ仕事で「目配り、気配り、心配り」が最強な理由
これからは「アナログ力」がものをいう時代になります。このデジタル全盛の時代に何を言っているんだろう?「昭和だな」、そんな風に感じられる人もいることは重々承知の上で、もう一度言います。これからますますAIが活躍する未来がやってきます。だからこそアナログ力がものをいう時代になるのです。

第6回・最終回
ますます優秀になる機械やロボット。そんな時代に生き残るためのキーワードは「愛」と「アナログ力」です。「ちょっと古いなあ」と違和感を覚える人もいらっしゃるかもしれません。しかし、社会がどんなに便利になっても、アナログ時代の「心」だけは絶対に忘れてはならないのです。

第5回
「業績向上」と「部下育成」、これは管理職の二大任務です。ところが、実際にこの二大任務を全うできている管理者はどれくらいいるのでしょうか?日本では管理職の多くがプレイングマネージャーと聞きますが、部下の育成まで手が回っていないケースが少なくないようです。

第4回
成果主義・実力評価の時代が近づいています。働く人にとっては多様な働き方が認められチャンスが平等になる半面、無条件に会社が守ってくれる「安定」は薄れます。企業側もまた、公正な評価をしなくては社員に逃げられてしまいます。

第3回
日本のビジネス界では、男性的な思考や価値観こそが正しいものだ、という認識が強すぎることがあります。男性的といわれるような思考がビジネスでは有利に働く場面も多いのですが、本当にその考えかただけが正しいのでしょうか?他のやり方で成果をあげる方法はないのでしょうか?

第2回
ビジネスにおいてとても重要な意味を持つにもかかわらず、ビジネススキルとしてあまり認識されていないものがあります。それが「ヒューマンスキル」、人間性や人格、人徳といったものです。

第1回
男性上司と女性部下の衝突は、自分の価値観に相手を引きずりこんでしまっていることが原因になっているケースが非常に多くあります。自分を基準に考えるから、足りないところにばかり目がいき、腹が立つのです。
