私も、司法試験の勉強中、基本的にずっと同じ方法で勉強していました。ところがあるときを境に、いくら勉強しても成績がまったく伸びなくなってしまいました。
「今の勉強法のままでは、試験に落ちてしまう!」と、本を10冊ほど買ってきて、読みあさりました。そのあいだ、司法試験の勉強は中断せざるをえなかったのでリスキーな行為ではありましたが、いろいろな勉強法を自分なりに真似てやってみたところ、成績が上がり始め、最終的には1回目の試験で合格することができました。
あのタイミングで本を読んで勉強法を変えていなかったら、今の自分はなかったかもしれません。
冒頭に紹介した読書における課題は、みなさんお持ちだと思います。私が編み出した読書術なら、試験勉強で答えを暗記したように、本に書かれた知識や経験を真似ればいいだけです。この「ものまね読書術」を駆使すれば、成功者が何年もかけて得た知識や経験も驚くほど短い時間で吸収することができます。
「10年で得られる成功ノウハウを1分で得る」ことは、決して大げさなことではありません。
「ずるい勉強法」の真髄である「ラクして結果を出す」ことを実現させるには、読書は最も有効な手段の一つであり、読み方を変えただけで超加速度的に自己成長できるのです。