株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年山梨県生まれ。日本で初めて「日本経営品質賞」を2回受賞(2000年度、2010年度)。2004年からスタートした、3日で108万円の現場研修(=1日36万円の「かばん持ち」)が年々話題となり、現在、70人・1年待ちの人気プログラムとなっている。『1日36万円のかばん持ち』『【決定版】朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!』『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』『強い会社の教科書』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。
【ホームページ】http://www.m-keiei.jp/
『残業ゼロがすべてを解決する』
小山昇からのメッセージ
このたび、『残業ゼロがすべてを解決する』を出版しましたが、わが社は、残業改革前と比較すると、社員換算で「1億円」、パート・アルバイトも含めると「1億5000万円」の人件費削減に成功しました。
通常、労働時間が短くなれば、それだけ売上や利益も減ると思われがちですが、当社は違います。
2014年3月の月間平均残業時間は57時間18分でしたが、2016年7月は24時間41分と56.9%ダウンしました。
にもかかわらず、この間、売上アップ率は123.8%となっています。
残業を減らせば減らすほど業務改善が進んで、過去最高売上、過去最高益を更新しました。
つまり過去最高売上・最高益を更新しながら、大幅な人件費減を達成したわけです。この間、解雇などのリストラは一切していません。
同時に、従業員の可処分所得をできるだけ下げないよう、残業減の一定基準を満たしたパートには賞与を倍にしたり、社員のベースアップ(ベアではない)と賞与の増加を図った結果、離職率も大幅に下がった。
こんなことは、私が社長になって28年間、まったくなかったことです。
正直に言うと、残業改革を始めた2年前は、こんなにうまくいくとは思わなかった。
でも、「絶対やる!」と宣言してやってみたら、社員同士がうまく競い合ってすぐ結果が出ました。
そして、武蔵野でうまくいった事例を業種の違う企業にも横展開したら、うまくいった事例が次々出てきたのです。
「残業ゼロ」に意識と行動を向けると得られるもの。
過去最高売上・最高益の更新、劇的な生産性アップで人件費激減、モチベーションアップで社内活性化、ダラダラ社員がキビキビ動く、新卒採用で最大の武器になる、社員が辞めない会社に変わる、明るく健康で家庭円満になるなど、まさに“一石七鳥”の効果です。
まさに、「残業ゼロがすべてを解決する」のです。
かつてわが社は、ライバル会社からも「武蔵野以上にブラックな会社はない」「株式会社ブラック企業」と揶揄されていました。
ところが現在では、「超ホワイト企業」に生まれ変わっています。
長時間労働への風当たりは、ますます厳しくなっていくでしょう。
「残業ゼロ」の流れは、今後、急速に行政と民間企業に広がっていきます。
今すぐ「残業ゼロ」へ一歩を踏み出す企業とそうでない企業とでは、1年後、大きな違いが生まれ、そこからでは埋めようもない「格差」となって表出してきます。そのときになって、「ああ、やればよかった」と後悔しては遅い!
時代の変化は、あなたの会社の都合を待ってくれません。
時代の変化は、あなたの会社の都合を“容赦なく”置いていきます。
「いつかいつかと思うなら今!」
手を打つのは今しかありません!
本書は、再現性の追求のため、武蔵野だけでなく、飲食、各種メーカー、不動産賃貸、建設、リサイクル、葬儀、物流、ガス販売、薬局、和紙加工、税理士法人、アミューズメント(パチンコ)、水処理、自動車整備、メガネ用品販売、中古パソコン販売、燃料、清掃(ビルメンテナンス)など全国32社の残業削減(早帰り)の取り組みと「椅子なし改革」など、従業員の労働環境が劇的に改善するポイントをわかりやすく紹介しました。
本書では、私からの目線だけでなく、武蔵野のパート・アルバイトや社員の声、現場の第一線で格闘する経営者の喜怒哀楽の声がふんだんに収録されているので、次のアクションへの有益な示唆が得られるかと思います。
<大反響! 累計100万PV突破! 最新アクセス人気ベスト3>
【第1位】残業を減らさないとヤバイ「4つ」の理由
【第2位】管理職の半分、社員の半分を異動させたら、こうなった!
【第3位】ゆとり世代が「給料」より「休み」を重視する理由
【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ 】
『残業ゼロがすべてを解決する
─ダラダラ社員がキビキビ動く9のコツ』
価格(本体):¥1500
発行年月:2016年12月 判型/造本:46並製
ISBN:978-4-478-06983-7
話題沸騰! 発売たちまち重版!
12/6、12/13、12/24「日経新聞」掲載!
なぜ、残業が56.9%減ったのに、
過去最高益を更新したのか?
ダラダラ社員がキビキビ動く9のコツ!
劇的な生産性アップで、
たった2年強で1.5億円削減!
→椅子なし
→iPadで空中戦
→モニタリングカメラ
→企画書はテキトー……etc
全国32社の最新事例と社員・パートの声も収録!
再現性が担保された注目の一冊!
残業ゼロで“一石七鳥”の効果!
1.過去最高売上・最高益の更新
2.劇的な生産性アップで人件費激減
3.モチベーションアップで社内活性化
4.ダラダラ社員がキビキビ動く
5.新卒採用で最大の武器になる
6.社員が辞めない会社に変わる
7.明るく健康で家庭円満になる
ご購入はこちらから!→[Amazon.co.jp][紀伊國屋書店BookWeb][楽天ブックス]
【プロローグ】なぜ、「超ブラック企業」が「超ホワイト企業」になったのか?
【第1章】残業を放置する社長は犯罪者である
【第2章】「今と同じやり方」の先にあるのは「地獄」だけ! 残業をなくす3つの処方せん
【第3章】たった2年強で「1億5000万円」を削減した早帰り「9」の取り組み
【第4章】なぜ、「椅子」をなくすと残業が減るのか?
【第5章】「辞めない社員」の育て方
【巻末スペシャル】躍進する「32社の社長」がこっそり教える「残業ゼロ」を実現する5つの秘策