それで「〇〇様は、きれいですね/若く見えますね/明るいですね」と、女性相手に言ってみたけれど、まったく売れません。〇〇を誰に置き換えても使える言葉は、女性にとっては褒め言葉ではないと、そのときに気がつきました。
「どうせ社交辞令でしょ」「お愛想でしょ」と、女性は聞き流してしまいます。女性を褒めるには、その人だけに当てはまるオリジナルな言葉や情報を入れるのが必須と心がけてください。
×「優しいよね」
〇「飲み会で体調の悪い子を看ていて優しいよね」
×「かわいいね」
〇「かわいいだけじゃなく、中身もしっかりしてるよね」
×「スマホカバーいいね」
〇「スマホカバーのセンスいいね。なんか〇〇ちゃんらしいね」
メールで褒めるときは誰にでも当てはまる言葉になっていないか、よく確認してからメールをしましょう。相手の受け止め方が変わって、少し意識してくれるようになります。
相手を喜ばせようと脳内シナリオを完成させず、
予想外の展開にも落ち着いて対処を
相手とのデートを取り付けるために練った自作のシナリオに酔って、ひとり盛り上がっていたのに、いざ相手にメールしてみると想定外の展開になり慌てる、そんな流れで勝手に失恋する男性をよく見かけます。
相手を喜ばせたい気持ちからプランを練るのはステキですが、ガチガチに決めつけると、自爆してしまいます。
46歳エリート企業在勤の男性Jさん。小柄で小太り、天然パーマがコンプレックスで、見た目のせいでモテないと思い込んでいます。そんな彼がデート前にやりとりしようと練っていたメールのシナリオがこちら。
男性「今度デートに行こうよ」
女性「わあ、行きたいです」
男性「フレンチを予約したよ」
女性「フレンチ大好きです!楽しみ」
男性「じゃあ、東京駅八重洲北口で」
ところが、実際にしたやりとりが、